たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

おのころ島

2016-02-20 10:47:11 | 西日本の神社

<自凝島神社 おのころじまじんじゃ>

 

イザナギ・イザナミの二神が、天上の天の浮橋に立ち、

天の沼矛(ぬぼこ)をもって青海原をかきまわし、

その矛を引き上げたときに、

矛の先から滴り落ちる

潮(しお)が凝り固まって一つの島となりました。

これが「おのころ島」で、二神がその島に降りて、

夫婦の契りを結んで国生みをされた際、

まず造られたのが淡路島だったといわれております。

 

おのころ島の所在については、

淡路島の旧三原町のおのころ島、

旧南淡町の沼島、淡路町の絵島、

あるいは、淡路島全体がおのころ島であるなど、

いろいろな説がありますが、その中のひとつが、

高さ21.7メートルの大鳥居で知られる

旧三原町の自凝島神社(おのころじまじんじゃ)です。