<宗像大社 むなかたたいしゃ>
宗像大社のご祭神・宗像大神は、
宗像三女神(むなかたさんじょじん)
と呼ばれる三柱の女神です。
田心姫神(たごりひめ)は沖津宮、
湍津姫神(たぎつひめ)は中津宮、
市杵島姫神(いちきしまひめ)は辺津宮
にそれぞれお祀りされており、
名前は違いますが、厳島神社のご祭神や、
ヒンドゥー教の弁財天などとも関連します。
宗像三女神はまたの名を、
「最高の道の神」という意味を持つ、
名道主貴(みちぬしのむち)とも呼ぶそう。
「貴」というのは、尊い存在を敬う称号で、
その語源は古代イスラエル(ヘブライ語)の
「モチ」から来ているという説があります。
日本から外海に出る船に対してだけでなく、
海外から日本に向けて航海する船を導く神
としても敬われていたのでしょう。
【参考文献】
日本とユダヤのハーモニー