<自凝島神社 おのころじまじんじゃ>
イザナギ・イザナミの二神が、天上の天の浮橋に立ち、
天の沼矛(ぬぼこ)をもって青海原をかきまわし、
その矛を引き上げたときに、
矛の先から滴り落ちる
潮(しお)が凝り固まって一つの島となりました。
これが「おのころ島」で、二神がその島に降りて、
夫婦の契りを結んで国生みをされた際、
まず造られたのが淡路島だったといわれております。
おのころ島の所在については、
淡路島の旧三原町のおのころ島、
旧南淡町の沼島、淡路町の絵島、
あるいは、淡路島全体がおのころ島であるなど、
いろいろな説がありますが、その中のひとつが、
高さ21.7メートルの大鳥居で知られる
旧三原町の自凝島神社(おのころじまじんじゃ)です。