豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家のQ値(熱損失係数)、C値(隙間相当面積係数)の意味…東京都内

2012-01-18 21:54:26 | ファース本部
今日は東京都内で仕事をしておりましたが日射しが強く、ポカポカ陽気でした。
ところがこの都内の店舗やオフィスに入ると寒い!外よりはるかに寒いのです。
関東圏は極端に乾燥しており、人体から猛烈に水蒸気を蒸発させて体温を奪います。

そもそも高気密、高断熱と云う基準はとても曖昧で、販売業者が勝手に断熱気密に「高」を付けている場合も。
高気密、高断熱ではなく、「Q値」は幾つかと尋ねるべきです。
このQ値(熱損失係数)には、C値(隙間相当面積係数)が加味されて算出されます。

C値には、断熱材の性能が低い、薄い、窓ガラスの断熱性能などは加味されません。
暖かい家づくりの基本は、K値(断熱材や窓の断熱性能)やC値、それに換気方法も含めた要素が伴います。
しかしこの小難しい温熱環境を語ると、多くの顧客や工務店関係者は、完全に引いてしまうのも現実なのです。

ましてこの乾燥状態で体温を奪うのを防ぐ技術などは、全く公になっておりません。
私達は20年前から気温(顕熱)と湿気の持つ熱(潜熱)の全熱量を管理する住宅システムの研究開発を行ってきました。是非、熱とは何か、家とは何かの根本を思慮して戴きたいものです。

今日は都内の工務店さんと一般ユーザーさん、そして報道関係の方々との意見交換が出来ました。
さて、写真は東京タワーの見える弊社東京事務所(通りの右側のビルで天狗看板の上)ですが、北海道と異なる寒さは身体に応えそう…

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