エアコン稼働のピークを思考する…東京都内～羽田空港～函館空港～北斗市

エアコン稼働のピークを思考する…東京都内～羽田空港～函館空港～北斗市
私達は、夏場の暑いときに一斉にエアコン冷房を行うことになります。
図表は外気温32度の時にエアコン使用電力量が600wつまり0.6kwとなります。
仮に1000万所帯の家で使用したら600万kwとなり、発電所が10基分に相当します。

日本列島のエアコンで冷房する地域には、約2000万所帯あると云われます。
すると単純計算で60万kwの発電所が20基分にも相当します。
一方で原発アレルギーがあり、新規原発は凍結状態になっております。

今や電気は私達にとって空気みたいとなり、電気がなければ生活が立ち行かないのです。
電力会社は、夏場の電力需要の一時に膨大な電力を懸命に供給しています。
私達のように家づくりを生業とするものは、この電力ピークをシフトできるよう思考も必要のようです。

家の断熱気密化と合わせて、窓ガラスの機能化が進んでいますが、まだまだユーザーの理解を得られているところにまで来ていません。
断熱基準は整備されているのですが、冷房負荷制限やピークシフトは基準がありません。

基準に頼るのではなく私達建築業者は、断熱性能を競うと同じくらいの意識でピークシフト効果も競うべきと思われます。
業者が競うことで社会的なアピールに繋がると思われます。

私達ファースグループは、このピークシフトに特化する方針で研究開発をしています。
大手ハウスメーカーさんも、こぞって競って頂きたと思うのです。
このピークシフトを行うことは、とても社会的意義のあることだと思われます。
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