今日は早朝の台北市街の移動でしたが大量の木材を積んだトラックが走っておりました。
台湾も日本と同じく木材輸入国のようです。(写真は台北市内で撮りました)
日本は世界最大の木材輸入国、国土の多くが森林の日本なのですが。
日本は、貿易収支のためアメリカ、カナダからの輸入木材は政策的な意義がありそうです。
マレーシア、インドネシアからの輸入材は多くが木材チップとして使用しているそうです。
これらの国々では、日本企業の破壊的な伐採法や資源権を逸脱すると問題になっています。
勿論、日本も多くの森林資源保護団体は、無理な伐採を抑制し伐採と植林を両立させる活動を行っております。
新オリンピックスタジアムの建造には大量の東南アジア諸国からの輸入材を使用します。
特にインドネシアからは大量の木材がスタジアム建築に使用され、多くがインドネシア国民の生活権を脅かす事態になっているとも云われます。
森林大国日本は、なぜに輸入材に頼るかと云うとその理由があります。
戦後に植林した杉林で人件費の高額な日本は、森林の草刈り、間伐、枝打ちなどの手入れが充分でなく、木材として活用できない代物になっているのが現状だそうです。
地産地消、せめて地域の建造物はその地域の森林から伐採した木材で家づくりを行いたいものです。
さて、今回の出張では、台湾の高名な大学の先生方が「#ファースの家」を計画実現したいという、思いもよらない話題が具現化しそうになりました。
台湾にファースの家が建つ日も遠くないと思います。
さて今回は、函館空港と台北桃園空港との直行便で行き来しました。
機内の客層の90%が台湾人で日本人は数名しか見かけません。
台湾人と日本人は、相思相愛かも知れません。
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