朝に目覚めると次々と遣らなければならない事が待っています。
衣服をまとい、家に住み、ご飯を食べるためには、何かをしなければなりません。
誰が住ませてくれるのか、誰が食べ物を調達してくれるのか等々…
独りでは生きては行けない社会の中でも私たちは強かに生き続けています。
何故、生きているのか…
このような哲学的な難しい事を思考する暇もなく時間に追い回されているのでしょう。
今日は長男が四谷三丁目で経営する「茶会記」という綜合藝術喫茶に行ってきました。
たまたま15分間の自主映画を放映すると云う事で見入っていました。
主人公の女性が淡々と暮らしつつも「なぜに生き続けるのか」と問わせる内容です。
テーマもなく、導入も主語も転結もなく、何となく始まって何となく終わりとなり転結がないので、終わりましたと云われるまで拍手するタイミングも分かりません。
私も、ブログや月刊誌のコラムを書いていますが、一応の起承転結を基本にします。
ある大手新聞社に、月一回の600字詰めのコラムを、2年間書き続けた事がありました。
編集者の方に徹底的に校閲校正を迫られ、時は全文書き換えなどもありました。
結局は書き手の心根が欠落してしまっていたのかも知れません。
なぜ生きるのか、なぜ書くのか……根源は同じところありそうに思えた映画でした。
写真は自主映画の企画監督した長谷部友子さん(中)、主演女優の吉成早希さん(右)です。
プロでは絶対に創れない作品を魅させていただきました。
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