弊社福地建装も今年の4月で創業50年を過ぎたところです。
21歳で独立創業してから何とか継続してこられたのは、多くの方の支えがあったからです。
創業は東京でしたが、10年後にはこの北海道北斗市(当時上磯町)に拠点を移しました。
東京での下請け一辺倒から、地元に戻って総てを元請けでの工務店経営を行ってきました。
40年近い工務店経営を行いながら、住宅システムの研究開発を始めて30年になります。
しかしメインバンクの北海道拓殖銀行が破綻した時は本当に驚きでした。
私達のような開発系企業は、研究開発に多くの資本を必要とします。
バブル期の拓銀の担当者にとって弊社は、もっとも軽視される取引先だったようです。
次世代を担うような技術開発には全く興味を示さず、もっぱら不動産投資に特化したのは拓銀に限った事ではなかったようです。
その拓銀の横柄な対応には閉口した時期がありましたが、バランスシートが芳しくないためにメインバンクを換える事がとても困難でした。
その時に救いの手を差し伸べてくれたの渡島信用金庫でトップの理事長は、資金の心配をしないで良いと云われ、それからメインバンクは渡島信用金庫です。
そして20年の歳月が流れましたが、この時のご恩を忘れてはならないと肝に銘じています。
写真は、今日ご来社された渡島信用金庫上磯支店の支店長、三上浩平さんです。
現在の弊社は、時代潮流も高断熱住宅に向き始め財務内容も改善され、多くの金融機関とも、お取引を戴けるようになりました。
しかし企業経営には大波小波がつきものなのです。
困った時に助けてくれたメインバンクとのお付き合いは、いっそう大切にする事ことが賢明だと信じています。

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
