東京都内には、江戸時代から続く老舗工務店が多く存在しておりました。
東京は、大工さんの匠の技が磨かれながら街づくりが行われ形成されたように思われます。
その東京都内で建築される家の多くの現場にハウスメーカーの施工看板が立っています。
匠の技を持った大工さん達は、そのハウスメーカーの看板下で手間請けに甘んじています。
どんなに優れた匠の技を持っていてもその技は、受注をしなければ発揮できません。
ハウスメーカーの下請けだと自分の感性で行える範囲は手間賃の関係で極め限られます。
都内の老舗工務店がスクラムを組んで新時代に見合ったスキルを身につける事で、ブランド力に頼るハウスメーカーに打ち勝つことは可能となります。
匠の技を活かせる家づくりを行うには、自分の工務店力をアピールすることが重要です。
今日は、東京中小建築業協会・研究部会主催の工務店経営セミナーで講演してきました。
家づくりには2020年省エネ義務化、ZEH対応など匠の技に関わらない事が多くあります。明日から実践できるのが地域工務店の強みでもありそうです。(写真は講演中)
人の暮らしの在る限り、住まいの仕事は無くなることなどありません。
家をたくさん売る時代は終わり、お施主様と向き合う時代が遣ってくるのです。
それはまさに地域に根付く東京都内、老舗工務店活躍の時代到来と言えそうです。
今日は1時間半の講演でしたが、参加者の方々の目線に真剣さを伺うことが出来ました。
東京都内には、狭小地が多く出来る事は限られます。しかしそれはハウスメーカーも同じことであり、地域に根付く老舗工務店の真価を発揮できる時代となります。
それには、お施主様こそが、施工工務店の応援団になって戴く仕組みづくりが必須です。
東京中小建築業協会・研究部会さんには主催して戴いたことに感謝いたします。
今日の講演内容は、「日本住宅新聞の電子広報」で放映されます。
ご参加された工務店様の熱心さは、必ずこのチャンスを捉える事でしょう。
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