豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

活況の時に次の手を…函館市~北斗市

2016-07-25 18:21:04 | ファース本部

「土地神話」という言葉がありました。
狭い日本で土地を持っていると必ず価格は上がると誰もが思った時代があります。
国民総バブル、国民も、企業も、危うい気泡のような経済状況に危機感はありませんでした。

普段は政府を批判する立場のマスコミも完全に浮かれていたようにさえ思います。
順調で潤沢な状況にあるとするならば、次には必ず苦境が訪れると確信すべきでしょう。
破綻した夕張町は、かつて日本を代表する炭鉱の町でした。
人口は10万人を越え、繁華街は日夜に渡って人が溢れ、繁栄を謳歌していました。
このような活況の時は、次の時代に来る苦境時期など思いもよらない事なのでしょう。

石炭は、当時の暖房燃料、発電燃料、動力燃料の主流であったのです。
しかしよく思考してみると、当時から石炭よりはるかに扱いの簡単な石油は存在しており、固体から液体にとって替わる事は充分に想定出来たと思われます。

自分の将来に苦しみが来る事を想定しないさいと言う事が無理なのでしょうか。
心情は理解出来ますが、現況のまま、いつまでも存続することは在り得ません。
活況時の蓄えは必須です。それは財源だけでなく、知恵や知識、人間としての包容力、寛容性などの人間力の蓄えの方が大切なのでしょう。それは、人脈という大きな資産になります。

写真は中国のビル群ですが、この建造物の入居率は10%未満まさにバブルかも知れません。
日本もバブル期には、海外不動産や企業を買い漁り、多くの軋轢を起こしました。
日本人としての品格を逸し、バブル崩壊と同時に信頼までも失ったのです。

しかし日本人は多くを学び、貧しい諸外国や人々に救いの手を伸ばすそうとしています。
出来る事をしてあげる事は、信頼という財産が難局の時の救いの神になるのでしょう。
さて今日は早朝から健康診断で健康体を確認されたことも大きな救いでした。

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