豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

梅雨時の換気と調湿について…札幌市内~新千歳空港~函館空港~北斗市

2016-07-02 14:04:14 | ファース本部

梅雨のない北海道ですが道南の北斗市も雨が降り出してきました。
ファース空間でない現在の執務室は、気温26℃、湿度65%(写真)になっています。
この時の絶対湿度は13g、露点温度18℃で冬の絶対湿度の10倍にもなっているのです。

外気が乾燥している場合は、1.3gていどですから大変な湿気となっております。
つまり乾燥させるために換気する事は、逆に湿気を呼び込むことにもなり兼ねません。
全熱交換式換気扇を用いると外部湿気の半分以上をエレメントで追い返すことが出来ますが、換気扇以外の隙間から入る湿気はどうしようもありません。

特に床下通気では、気温26℃、湿度65%の空気を引き込むと18℃が露点温度なので、床下の18℃以下の部分に結露を引き起こすことにもなります。
地熱は、16℃前後なので床下コンクリートには理論的に結露を発生させることになります。

私達は、あえて土間コンクリートの上部からスキン層の特別固い、硬質ウレタンを被せて、床下には天井裏で湿気対策を行った外気を循環パイプで送るようにしています。
これは、床だけでなく壁や屋根断熱もこの硬質ウレタンでシームレス状に包んでします。

このような対策を取らなければ、どんなに立派な熱交換式換気扇を取り付けしても本来の効果を期待することなどできません。
今日は札幌から北斗市に戻りましたが、湿気対策の問い合わせが相次いでおりました。

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