豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人の暮らしと工務店の仕事…北斗市

2016-07-18 14:22:34 | ファース本部

30年余りで無残にも取り壊れてゆく家が多くあります。
古い家には、過去に住んだ人の思い出や歴史、伝統文化が染み込んでいるものです。
その家の辿った歴史や住んだ人の生き様も、その家の付加価値なのかも知れません。

我国は、家をつくることで経済成長に貢献してきた歴史があります。
そのことで自然環境に大きなダメージを与え、また私達の住宅産業をクレーム産業などと言う有難くないイメージを植え付けてきたことも事実のようです。

家は、住む人の幸せを包み込み、そこに暮らす家族の想い出や歴史を育む舘でもあります。
その根源を活かしながらリニューアルをすることも大切です。
日本も、家が資産になるような家の性能と文化を再構築して行かねばなりません。

それには、リフォームが新築を超える資産価値を有するだけの技術や企画とアイデアを盛り込む必要がありそうです。
欧米や北欧などでは、リフォームごとに家の付加価値が向上し、それに家の歴史が上乗せされるため、新しい家よりも高額で売りに出されるケースが多いと言います。

リフォームは、新築より費用が掛かる場合もあり、この見えない財産を守り続けようと言う建主さんも実際におられます。大量販売の時代は終わりました。
写真は、様々な機能や性能を持たせたファースの家ですが、リフォームと建て替え需要は人の暮らしの在る限り必ずついて回ります。

つまり地域小規模工務店の時代がやって来ると言えます。
それには地域工務店は、猛烈にスキルアップすることは必須になります。

さて今日は、仲間のFAS加盟工務店さんからの質問に対応するため出社しておりました。
三連休の最終日ですが弊社研究開発室とハウジング事業部のスタッフも出社しています。

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