私達ファース本部は、もっぱら家屋内の温熱環境に特化した住宅システムを研究開発し、その技術を全国の加盟工務店に伝授させていただいております。
住宅の高気密・高断熱とは、床、壁、天井の断熱材を吟味し、隙間のない家を言います。
家づくりにおける温熱性能は、まさにその断熱材や断熱方法、気密層や気密工法などを極めると一定の成果を得ることができます。
この極めると言う事は、断熱材の種類と組成と経年劣化率などと施工方法が問われることになるのでしょう。
また窓などの開口部は、冬の太陽日射取得率、夏の日射遮蔽などの機能が伴います。
断熱材はその充填方法で大きく性能が落ちることもあるからです。
また日射熱管理の窓ガラスは、東西南北を使い分けするなどの工夫も必要になります。
このような家でも全てが基礎の上に乗っています。
基礎は地盤調査して充分な強度の敷地に施工されます。
更には、木材などの構造部材、外壁材、屋根材、内装部材、エアコンや換気扇などの空調機器、建具や家具なども家づくりの構成部材となっています。
今日は、屋根部材を研究開発するため、札幌から株式会社YKスチール社長の斉藤清実さん(写真)にご来社して戴きました。
斉藤社長は太陽光発電システムの装置の販売、メンテナンス、架台作製や施工など行う会社を経営しております。
時代は2020年の省エネ義務化へ進んでおり、ネットゼロいわゆるZEHと言われる年間の熱収支0円にする「ゼロ・エネルギー・ハウス」が求められております。
私達ファース本部も「ゼロ・エネ・ファース」と言う商品名で全国展開しております。
いずれも太陽光発電が必須となりますが、その太陽光発電を更に効率よく使用するための研究開発を行っており、YKスチールの斉藤社長には、その開発を一緒に行っております。
家とは実に多くの部材構成で成り立ちます。
さて明日は研究の一環で東京大学の講義を受講してきます。

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