豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

電力自由化で誰が一番得するのか…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市本社

2016-05-21 17:08:06 | ファース本部

電力の自由化は、その電気販売の認可をとると電気を誰もが売ることが出来るということになります。
つまりは電気小売店が新たにたくさん出来ることになりました。

とは言っても電力会社の電信柱や電線、配電設備を使用するのですから結局、電力会社の都合に左右されるのではないかと思われがちです。しかし今回は、その送電部門を完全分離して誰が売ってもクオリティーの高い電気は担保される仕組みとなりました。
つまり、電力販売は東電、関電などの電力会社も販売のみ新電力も同じ条件となります。

狙いは「電気代を安くする」ことで、産業の活性化を促すことなのでしょう。
既存の電力会社より安くないと誰も買わないのですから、顧客獲得競争は熾烈を極めます。
新電力社は、電気とガス、CATV、光ファイバーなどの「セット販売」や旅行セットや米など様々の商品とのセット販売などを行なうなどの工夫を凝らしています。

従来と大きく異なる点は、消費者が電力会社を選択出来る事といえそうです。
一方で電力会社からは、顧客の選択をされることも在り得ることも想定すべきです。
これは、電力会社の都合に合わない顧客層は売電を断れる事態もあるのです。
私は、時々どこの電力販売会社が一番良いのかと問われる事があり、今日もそのような問い合わせがありました。
今日の問い合わせした人は、電力会社に聞いたら当然ながらそこの利点しか聞けなかったと言います。

基本的に電気小売会社の選択は、自分の使用ニーズに見合い、且つ安価な電力会社を選択することになります。
新興の電気会社は、財務内容や電気知識に疎いところが多いのが不安材料です。
少なくともオール電化住宅を想定した電力メニューは新電力には備えておりません。
既存の電力会社の安定供給の実績は、多少の料金体系より捨てがたいように思います。

さて三泊四日の出張から戻り、北斗市本社ではこれからハウジング事業部が受注して施工する「ファースの家着工研修会」を開催いたします。

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