豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

快適な暖房空間とは…北斗市

2013-12-21 16:56:47 | ファース本部
エアコンの温風は、頭上だけを温めて足元が冷たくなるイメージがあります。
今でこそ、エアコンの吹き出し口が、めいっぱい、下吹き出しを行って足元を温める工夫がなされています。
また人の居る部分だけを狙って温風吹き出しをするエアコンもある。

しかしながら、このようなエアコン温風はドラフトと言われる風の流れでなされており、決してクオリティーの高い暖房方法とは言えないようです。
この温風暖房は、対流暖房とも呼ばれますが、一般的な暖房機の多くがこの対流式です。

クオリティーの高い暖房空間をつくるには、輻射熱暖房が最も良いとされます。
然るに輻射熱とは、太陽熱から浴びる熱、焚火から浴びる熱、暖房方法では床暖房、蓄熱暖房機、パネルヒーターなどから発する熱などを云います。

熱を伝えるには熱伝達、対流伝達、輻射伝達の三種があります。
エアコンの吹き出した際の温風熱は、まさに対流熱の代表のような存在ですが、この熱が床を温め、温まった床から発する熱が、これこそ輻射熱と言うことになります。
更に温まった建材が隣の部屋を暖めるようになると熱伝達していることになります。

熱伝達をして隣の部屋を暖めるような家は、それだけ多くの熱を逃がしていることにも。
断熱材は、この熱伝達を防ぐことにあり、クオリティーの高い暖房空間は、断熱性能を高くすることが必須です。断熱性能の向上は、輻射熱の量の多さと比例するからです。
断熱性能の高い家のエアコン温風は、床面、壁面が温まるとドラフトは少なくなります。

写真は先ほど撮った、現在公開中のファースの家ですが、天井裏に4kwの高機能エアコンが設置されており、その熱を床下にダクトで強制送風しています。
床下から外皮のインナー通気層を通じて天井裏に戻る構造となっております。外気温2℃、天井裏22℃、居室22℃、床下23℃になっております。つまり床面、天井面、壁面からの輻射熱でこの温度をキープします。

このエアコンは氷点下20℃でも使用できるタイプで、この状態のままで来春まで自動稼働することになります。
そして一番寒い時期の暖房費用が1ヶ月、8,000円ていど済みます。
今日は、ファースの家の宣伝ブログになり、ごめんなさい…

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