豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

いのち儚く、故にいっときの大切を…倉敷市~岡山市

2013-12-11 18:51:36 | ファース本部
地域密着の工務店経営では、その経営者の奥さまの存在がとても大切です。
工務店経営には、任侠の世界に似たような部分があり、女将さんの存在が(親分)社長の仕事を効率良く行うための環境づくりに大いに役立つものです。

今日は倉敷市内のファース工務店、㈲林建設さんを訪問致しました。
写真は私の隣からご子息の林真二郎さん、遺影が社長の奥さまで9月に亡くなられた林和美さん、そして社長の林正志さん、長男で専務の林俊文さんです。
今年の春先に訪問した際は、明るく元気ないつもの笑顔で対応して戴いた奥さまが……

工務店経営とは、気の荒い大工さんや職人さんなどが出入り致します。
奥さまの穏やかな応対に雰囲気が馴染み、ギスギスした現場の予算や工期などの難しい話が円滑化する事が。
林さんの奥さまもいつも一歩後ろから「そっとサポート」する姿が印象的でした。
誰にも慕われた工務店経営者の女将さんのひとりだったようです。

林社長は大工棟梁の父の背中を見て育ち、自らも大工仕事を行う工務店経営者として独立しました。
当時は下請や孫請けが多かったのですが、バブル経済が弾けたさいに、小さくても元請けを行うとして私達ファースグループの一員となりました。
私は、その当時、林さん夫妻が、語りつくせない苦難の道を歩んだことを知っております。
現在では、立派な二人のご子息が後継ぎとして頑張っております。

春先にはあんなに元気だったのが、お盆過ぎに脳細胞疾患で体調を崩され、入院して一ヶ月足らず。
還暦前の短い人生を閉じてしましました。
遺影に掲げられた写真は、私が以前訪問した際に社長ご夫婦を一緒にどうぞと言って撮った写真でした。

誰からも慕われ、尊敬された林さんの奥さまの逝去は、正志さんはじめ、ご遺族の悲しみの大きいことが…
しかし、遺影の写真のにこやかさはそれ以上、年齢を重ねません。
林和美さんの一生は、関わった人々の心の中にいつまでも残る存在で、羨ましくも思います。

私達は、いつかこの人生に終焉を迎えることになります。
つまりは、この一時を大切に、そして充実した時間を費やすことが肝心なのでしょう。
さて、今日はとても冷たい風が吹く岡山県でした。
明日は北斗市本社に帰社する予定です。

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