豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

全国健康住宅サミットに参加する…北九州市小倉

2012-08-03 17:45:35 | ファース本部
健康住宅とひと口に云いますが健康とは、住む人の身体の健康、心の健康、そして家そのもの健康など、その多方面に影響を与えていそうです。
この健康住宅サミットは、このような多方面の影響を考慮した健康住宅の普及・拡大を目的としており、関係者が集う大会を全国各地で毎年開催されています。

今年は第13回目となります。環境問題や社会環境の変化などに対応した真の健康住宅の供給を目指す地域密着の工務店・建築関係者と有志の方々が参集し、「安心・安全・やすらぎを与える」をテーマにした家づくりの研鑽の場としているようです。
本大会参加者は、志を同じくする地域密着工務店が、この場を利用して人脈を広げ交流を深め、互いの経験や知識を共有しつつ専門技術の向上を目指す人ばかりです。

今回の基調講演は、福祉住環境のスペシャリストで建築士、そして自らが半身不随の身障者でもある、佐賀大学大学准教授、松尾清美氏(写真)の「健康福祉住宅」でした。
松尾准教授は、高齢者や障害者の生活環境の設計研究に24 年間従事し、これまでに1500 名に及ぶ高齢者や障害者の住環境を設計している。

実務を通した実践面の話は学者の講話に在りがちなトーンではなく、工務店経営者や設計担当者にも理解出来るような内容です。高齢化する身体の変化や障害が現れた時の生活方法についても研究を行っており、まさに心身健康のための家づくりを伝達です。

住宅性能等級のランクを上げるため、バリヤーフリーなど福祉住宅は、既に知っていたつもりでも、視点の異なる研究から生まれた福祉住宅の在り方に感心しかりでした。
今日はこれから懇親会です。オリンピック応援で寝不足気味、終わったら早々にベッドに。
明日は、当方も分科会パネラーとして発言の機会があります。
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