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豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

魅惑の津軽三味線の音色…北斗市

2012-01-14 16:58:30 | ファース本部
私は何故か音の出る楽器があれば自然とメロディーを奏でる事が出来るのです。
しかし、トランペットやクラリネットはどんなに頑張っても音すら出す事が出来ません。
また聴いて一番好きな楽器はと聞かれたら津軽三味線と躊躇なく答えるでしょう。

現在の有名な津軽三味線奏者の中では、茨城県出身の上妻宏光さんや北海道出身の吉田兄弟などが上げられます。その名人芸は聴いた人を一気に別な世界へ運んでくれるような気が致します。
上妻さんが全国大会で優勝した際には津軽の人々から散々な酷評があったそうです。

その上妻さん自身は、吹雪を知らない人が津軽三味線を弾く事に対する抵抗を肯定的に受け止めているようです。津軽三味線は、幕末から「ボサマ」と呼ばれた盲目の門付け芸人が生み出しました。
失明した人が吹雪の中、家々を回り軒先で三味線を弾き唄を唄って米や金を貰い生計を立てたと云われます。

津軽三味線は、その「ボサマの楽器」であり、決して誰もが弾く楽器ではなかったからです。
一方で上妻さんは吹雪の知らない人の奏でる津軽三味線には、それとは異なる哀愁を込めた演奏を生み出す事も出来るはずだと語っています。(写真は上妻さんのネット画像)

彼は中学卒業後、親元を離れて上京し、師匠につかずに一人で腕を磨き、95年弘前大会は「じょんから節」で優勝しますが、翌年は津軽色の薄い「よされ」で2連覇を為し遂げたそうです。彼の葛藤の様子が伺えます。
私の津軽三味線は、立ち入る事の出来ない領域の神秘で魅惑の楽器で在り続けることでしょう。

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