武田聡のビューティフルストローク

山形市議会議員「武田さとし」が、日頃の議員・政治活動や水泳関係の活動日記をつづっています。

市議会定例会閉会

2018-03-19 | 日記

19日の本会議で3月定例会が閉会。

一般会計予算総額942億2200万円をはじめ企業会計、特別会計について可決しました。

また、他の議案等についても可決となりました。

予算については市が掲げる発展計画を加速するための予算として積み上げた形となりましたが、過去最大の予算規模となる一方で臨時財政対策債をはじめとする市債の増加も増えている状況であり、今後をよく考えたバランスの良い市政運営も求めれております。各分野での大きな施策については今後の議会報やシギレポでもご案内してまいります。

議会では一般会計予算について付帯決議を可決しました。内容は健康先進医療都市の大きな目玉となる山大重粒子線がん治療施設への寄付について、市が積極的に同大の患者シミュレーションなどについて情報収集を行うことなどを求めたものです。議会は単なる追認機関ではありませんので、求めるべき所は求め、認める点は認め、時に協力し、時に執行について留意を促す事も重要であり、議会としての責任と役割は大事だと思います。

また、今回の議会中は消防団運営費について新聞報道等のがあり、総務委員会に付託された予算審議の中で(私は環境建設委員会所属)委員会に切り替えも行いながら議論がされました。

大まかに言うと消防活動における消防団の協力行為について、市は稼働いただいた消防団の方々に対して、費用弁償することとなっていることが条例で定められているものが、実際の稼働回数でなく「みなし回数」で行っていたという内容です。「総額はほとんど変わらない」という答弁もあったに聞きますが、問題は定められたものに対し、何故正確に適用されてなかったかという点であり、日頃からの消防団の方々の不断の努力と協力を否定するものでは全くありません。30年度から是正するとの答弁があり、一応の落ち着きを見せた形となりましたが、今後の説明責任をどのような形で果たしていくかも問われるような気もしています。

可決された予算が効果的に執行されるよう望みます。次は6月議会となりますが、閉会中の常任委員会等においても様々議論・調査研究を図っていきたいと思います。