迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

事なかれ主義です

2006年07月16日 | 役所・役人
国体の水泳島根予選、「汚すから」と更衣室使わせず
松江市の島根県立水泳プールで9日にあった国民体育大会水泳競技大会島根県予選会(県教委など主催)で、プールを管理する県体育協会と大会を運営する県水泳連盟が参加選手に会場内の更衣室の使用を認めず、室内練習場やトイレで着替えをさせていたことが分かった。県教委には選手の保護者らから抗議が相次ぎ、連盟などは参加チームに「参加選手に多大のご迷惑、不愉快な思いをさせた」と文書で謝罪した。
同予選会は06年度県選手権水泳競技大会を兼ね、県内の小学生から一般男女まで32チーム、計288人が参加して開かれた。
県教委によると、県体育協会と連盟の担当者が「以前の水泳大会で、飲食物のごみが散乱するなど、使い方が悪かった」として、大会での更衣室の使用中止を決めた。大会当日の競技開始前の監督者会議で説明したが、数人から「代わりに着替える場所がないのはおかしい」と異論が出た。このため、同じ建物内のトランポリン練習場の開放を決めたが、連絡が徹底せず、トイレや屋外で着替えをする選手もいたという。
10日午後、保護者らから電話で抗議を受けた県教委保健体育課が予選会の関係者から話を聴いた。12日、県体育協会に「更衣室を使わせないなどあってはならないこと。人権への配慮に欠ける」などと文書と口頭で指導した。(朝日新聞) 2006年 7月15日 (土) 15:59
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役人は公僕という己の役目を忘れ、権力者であると勘違いしている。

先日、防犯灯の蛍光灯切れについて交換の催促をしたと書いた。
防犯灯には自治会管理のものと、市が管理しているものがあり、自治会管理のものは数日で灯りが点いたが、市の管理しているものは灯りが点くまでに一週間以上の時間がかかった。
市の担当者は「今日、業者に依頼しました」と電話連絡してきたが、業者に対して蛍光灯の交換を終えたかどうかの確認をしていない。だから、すぐに電気がつかない。
あなたの仕事は業者に蛍光灯交換の依頼をするのではなく、蛍光灯が点灯するようにすることです。
いくら業者に蛍光灯交換の依頼をしても、肝心の業者が蛍光灯の交換をしなかったら、いつまでたっても蛍光灯は点かないのです。
だから、業者に蛍光灯交換の交換がおわったのかを確認するまでが、あなたの仕事なのですよ。

この島根県立水泳プールでは、更衣室という必要不可欠な施設を使用させないことに疑問を感じない時点で、この業務に適していないことがわかる。
そして、それを指摘されるまで気付かない愚かさ。
以前、汚されたことがあったのなら、そうさせないような工夫をすべきものであり、その手間すら惜しんで安易に使用禁止にしてしまうことは、本当に愚かであるとしか言いようがない。