迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

手間かかる白書リストラへ

2006年07月02日 | 役所・役人
手間かかる白書リストラへ=年内に具体案、作業は難航も
政府は、各省庁が毎年発行している計43の「白書」を大幅に減らす方向で検討に入った。白書は、政策分野ごとに政府の取り組みを紹介する重要な情報公開手段だが、データの収集・分析や省庁間の調整作業など作成には「膨大な手間と時間がかかっている」(官邸筋)ため、リストラに踏み切ることにした。
白書には、少子化社会やエネルギーなど法律で国会に報告するよう義務付けられている25の「法定白書」と、経済財政や外交、防衛など閣議に報告・配布される18の「非法定白書」がある。このほか、女性労働や気象など国会や閣議への報告義務のない「通称白書」もある。
リストラは、白書を手に説明に訪れる官僚の長蛇の列に閉口した中川秀直自民党政調会長が要請。法定白書の統廃合には、白書ごとに法改正が必要なため、政府は年内に具体案をまとめ、来年の通常国会にそれぞれの改正案を提出する方針だ。(時事通信) - 7月2日15時1分更新
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意味のない白書や国の調査はたくさんある。
これがだらだらと続けられているのは、それをやめると仕事が減って職員減らしをされるからというアホな理由から。
国の調査なんて結果が出るのが1年後とか、遅すぎるので使いにくいし。

調査に協力する企業側も、行政が縦割りなので同じような調査をいくつもやらされるので、迷惑してるのだよ。
大体、未だに農林水産業の調査に一番金をかけてるなんておかしいじゃん。

でも、よくよく考えると「白書を手に説明に訪れる官僚の長蛇の列に閉口した」というのもへんだよな。
仕事だろ、それって。
必要だからやってるんだろう、白書作りを。
それとも、やっぱやらなくてもいい仕事だったのかなー。