迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

誤発注の立花証券、損失は15―20億円にも

2006年07月06日 | 社会
誤発注の立花証券、損失は15―20億円にも
先月、新規上場株式に誤った売り注文を出した立花証券の損失額が、15~20億円に上ることが5日、明らかになった。
立花証券の2006年3月期決算の税引き後利益(54億円)の3分の1前後に相当する金額で、経営上の痛手となるのは必至だ。立花証券は近く、誤発注の詳しい経緯や今後の対策などについて、金融庁に報告する。
立花証券は6月20日、東京証券取引所マザーズに新規上場したインターネット広告業アドウェイズの株式に、他の新規上場銘柄と間違えて売り注文を出し、約21億5500万円分の売買が成立した。その後、アドウェイズ株を買い戻したが、株価は売却時の2倍近くに上昇していたため、買い戻し費用が売却額を大きく上回り、多額の損失を出した。(読売新聞) - 7月6日7時32分更新
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6月21日にいつになったら買い戻しできるのか?アドウェイズ株と書きましたが、買い戻しした結果が出たようです。

ちょっとおさらいをしておくと、立花証券がアドウェイズ株を売却したのは143~147万円。
その後の株価は安値で212万円、高値で353万円でした。

誤発注後に寄り付いたのが267万円でしたので、その時点で損失を確定していると
誤発注での平均売却価格145.4万円
買い戻し価格267万円
誤売却株数1,482株
なので、私の試算でも
1,482株×(267万円-145.4万円)=約18億円
となります。

どうせ誤発注するのなら、売買が無効になるほどの株数を注文していればと思いたくなりますね。