すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

久々の結構酷い日和病み(天気痛)

2024-05-27 09:33:09 | ひとりごと
 私の雨センサーは結構な確率で当たる。つまり気圧の変化やお天気の悪さで、雨の前に頭痛が起きることが多いのだ。くりりんの雨センサーは誰も気づかないほどの小雨を、その頭で感知することが出来るが、降る前に感知するのは私である。
 勿論、いつもいつもと言うわけではないのだが、この日和病みは結構辛い。なので来るな~と思う時は早めに内服すればいいのだが、タイミングを逃すとダメだ。薬を飲むと嘔吐するほどかえって調子が悪くなる。
 さて、昨日も午前中は畑仕事や草取りをして、その後買い物に出た。丁度くりりんもここ数日風邪気味で体調がすぐれないので、お薬と一緒に何か体力の付くものを食べてもらおうと思ったのだ。
 土曜日にいただいた破竹があったので、キヨちゃんも大好きなお煮しめを作り、キヨちゃんも好きな柔らかいお肉で少し焼肉もした。デザートはソーダ水で寒天を。
 台所にいながら何となく重い頭だったが、徐々にきつくなってきた。たまちゃんの相手をしながら、
 「お母さんは今日は頭痛いから、あんまり激しい運動には付き合えないよ。」
と話していた。
 夕飯は普通に食べられたのだが、少し缶チューハイを飲んだことも悪かったのか、食後から頭痛が酷くなった。しばらく横になったが改善しない。
 こういう時、くりりんは優しいので下膳もしてくれるし、残っているご飯を冷凍保存もしてくれるのだが、普段していない事は分からない。頼めばしてくれるが、いちいち説明が必要だ。
 まずキヨちゃんの薬は最近変わったので、説明して用意してもらった。キヨちゃんが寝る前に清拭するための蒸しタオルの準備も説明して頼んだ。替えのパンツとバケツは頭痛がする前に部屋に用意はしておいた。しかし、さすがにキヨちゃんの義歯洗浄は頼めず、水に浸けて置いてくれたので朝洗い直すことにした。
 少し休んでから洗い物にかかったが、焼肉のたれの匂いで気分が悪くなり、途中でくりりんに洗い物を交代してもらったが、生ごみの処理や炊飯器と鍋は朝洗う事にした。
 途中3回ほどトイレに走って嘔吐。吐くと幾分楽になるが、なかなか改善しないので、軽くシャワーを浴びて早めに就寝した。
 今朝は頭痛は治まっているが、まだだるい。昨日の夜かなり風が強く、色んなものが飛んだりしたので、くりりんが夕べのうちに移動してくれていたが、枯れ葉が酷かったので少しだけ掃き掃除したら息が上がった。まだあかんらしい・・・。
 学生の頃参加したセミナーである会社の社長さん(女性)が、
 「今主人と息子に家事一切を教育している所です。」
と言っていたのを思い出した。バリバリ昭和世代でお母さんが家事一切をするのが当たり前で育った私にとってピンとこない話だったが、
 「考えてもみて。もし私が倒れたら、主人や息子は何も出来ないのよ。ご飯も食べられない。」
とおっしゃっていた。今ほどコンビニ行けば何でもある時代でもなかったのでさもありなんである。
 そして優しい優しいくりりんも、それこそ昭和バリバリのご長男で育っている。他の同世代の男性からとか友人のご主人の話を聞いてもよくしてくれる方だとは思う。しかし、多分、くりりんも食べることは出来ない。レンチンしてそのまま食べるものなら大丈夫だが、レトルトを何かの具材と一緒にレンチンとなるともうお手上げだ。
 ここは倒れないように頑張るよりも、くりりんにも「教育」が必要なのかな???


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コメント (4)
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