すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

夕飯の献立

2014-06-28 16:39:12 | うちのキヨちゃん
 先日のブログでも、キヨちゃんと話がずれて献立が成立しなかった事を書いたが、我が家ではよくあることである。
 今日は「卵の日」である。いきつけのスーパーで、いつもは200円前後の卵が1000円以上買うと74円で買えるというもの。どうせ買い物するなら卵に日に合わせたい。
 出がけの車でキヨちゃんに、
 「今夜何作ろう。」
と相談した。するとキヨちゃんは、
 「今朝ご飯を多めに炊いたけん、カレーにせえや。」
と言う。先週もカレーだったような気もするが、くりりんも好きだし、ちょうどそろそろらっきょうも食べごろだし、いいかもしれない。それならサラダか酢の物を作って・・・と、買い物の時にも考えていた。
 午前中用事があった事もあり、出掛けるのが少し遅くなった。帰りに墓参りもするので、家に着くのは昼をかなり過ぎる予定だったので、昼食のおかずは買って帰ることにした。
 誰でもそうだろうが、空腹時の買い物は注意しないと買いすぎてしまう。キヨちゃんの買い物をチェックすると、酢豚と天ぷらが結構な量で入っていた。
 「こんなにどうするん?」
 「食べれなんだら、夕飯にしたらええでえ。」
・・・ほれきた。
 「夕飯はカレーを作れと言うたろう。昼に自分が食べたいものだけ入れて。」
 そういうとしぶしぶ天ぷらを戻し、酢豚だけを残した。私はアジのフライをチョイス。キヨちゃんに聞くと、
 「母ちゃんはコロッケがええ。いや、いっそ両方いる。」
と言う。
 はてさて、酢豚にコロッケにアジフライ。そんな食べるもんかとは思ったが、黙って従った。
 その後、花屋に寄ったりして、最終的にコンビニによって戻ったキヨちゃんから唐揚げの匂いが・・・。
 「母ちゃん、唐揚げ買うたん?」
 「うん。」
・・・だ~か~ら~。
 「残ったら夜食べたらええでえ。」
 と言う事で今夜はカレーはパスした。その事を伝えると、
 「母ちゃんが野菜炒めを作る。」
と言う。もうお任せしますが、どうなることやら・・・。

 *きゅうりをもらって上機嫌のキヨちゃん。

     
     


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コメント (3)
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