【Tokyo-k】政府の検討会が31日、静岡県の駿河湾から九州宮崎県の日向灘沖に延びる南海トラフを対象に、巨大地震が発生した場合の震度と津波高に関する推計を発表した。日本にとっては壊滅的な打撃となる恐ろしい被害想定が羅列されているが、中でも最大の津波が押し寄せるであろうと指摘された高知県黒潮町の人々の心情はいかばかりだろうかと、美しい松原と静かなラッキョウ畑が広がる街を思い出し、私の気持ちも動揺した。 . . . 本文を読む
【Mie】平日の昼前にこの映画を観に行ったら観客のほとんどが女性で、男は私を含め僅か2~3人だった。なぜだろうと一瞬考え、主人公がマーガレット・サッチャーだからと気づいて合点がいった。それに加え、主演のメリル・ストリープがアカデミー主演女優賞を受賞したせいもあるだろう。 . . . 本文を読む
【Mie】2年前の「ドン・ジョバンニ」以来、久しぶりに津でオペラ「セビリアの理髪師」を観た。錦織健のプロデュース・オペラで、自らもアルマヴィーヴァ伯爵を演ずる。ほかにプリマドンナのロジーナが森麻季、フィガロ・堀内康雄、指揮者・現田茂夫というとても魅力的なキャストが揃った。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】数日、寝込んでしまった。全身が怠く、頭痛がして身体の節々が痛む。熱もあるのだろうか、肌は下着に触れてもザワザワとして不快だ。目は年老いた兎のように充血し、鼻水が流れてくしゃみが連発する。花粉症、だと思うけれど、こんなに酷い症状は初めてである。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】新潟に出かけたついでに、原発行脚を試みることにした。頭の中に福島の惨状が焼き付いて離れないからだ。「原子力発電と生活」を考える時、新潟はなかなかリアルな土地なのだ。 . . . 本文を読む
【Mie】今年のアカデミー賞で11部門にノミネートされ、撮影賞、美術賞など5部門を受賞したマーティン・スコセッシ監督作品「ヒューゴの不思議な発明(原題:HUGO)」を観た。前評判が高かったので期待して観に行ったが途中で眠くなり、私は正直あまり面白くなかった。評価は★★★☆☆。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】静岡県の島田市が、東日本大震災の被災瓦礫処理受け入れを決めた。あちこちの自治体が受け入れを表明しながらも、住民の強い反対を受けて身動きが取れない状況の中で、島田市は様々な住民感情に丁寧な説明をし、反対意識を受け入れ賛成に変えて行ったらしい。ありがたいと思う。偉いと褒めたい。まさに自治の模範である。 . . . 本文を読む
【Mie】大阪~青森間のブルートレイン「日本海」が3月16日で運行を終了する。私はこのブルトレに懐かしい思い出がある。今から12年前の9月中旬、帯広での同窓会に参加するため、午後6時前の大阪発・寝台特急「日本海」に乗り込んだ。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】北京ではカササギ(鵲)をよく見かけた。ポプラなど、葉の落ちた高木の梢高く、もじょもじょと小枝を固めたような巣がたくさん確認できた。営巣の時期なのだろうか、つがいが盛んに飛来し、また飛び去って行く。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】北京は8年ぶりになる。記憶と比較しながらゆっくり歩いてみた。まだ「ひとむかし」も隔てていないけれど、この8年のちょうど真ん中に北京オリンピックが開催されており、それに合わせて市街地は大きく変貌したのだろう。ただそうした変化が、すっかり市民生活に馴染むだけの時も経過したような印象だった。 . . . 本文を読む
【Mie】東日本大震災から1周年の11日、各地のさまざまな場所で地震の起きた時刻に黙とうがささげられた。私はこの日、講習会に参加したが、講師の先生がその時刻の数分前から壇上に大きなろうそくを灯し、スクリーンに津波の映像を流した。 . . . 本文を読む
【Mie】スティーブン・スピルバーグが「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」以来、久しぶりに戦争を扱った監督作品「戦火の馬」を観た。イギリスの美しい田園風景と全編に流れる巨匠ジョン・ウイリアムズの音楽が心に響く。私の感想はただ一言。とてもいい映画で評価は★★★★★。 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】梅を愛でに熱海に行って来た。もちろん熱海梅園にも立ち寄ったけれど、目指した《梅》は尾形光琳の「紅白梅図」(写真)である。この国宝屏風を所蔵するMOA美術館が、毎年この時期に限って公開するのだ。私にとってはほぼ15年ぶりの対面なのだが、かつて鑑賞したとき以上に光琳の技量に感嘆させられ、新鮮だった。美術から受ける感銘は、どうやら年齢とともに変化するもののようである。 . . . 本文を読む
【Mie】先日、最高裁はこの事件の上告を棄却し、被告の死刑が確定することになった(弁護側が判決訂正を申し立てたということで、死刑はそれが棄却されると確定する)。私はこの事件のことはよく知らないが、事件発生当時から現在に至るまでメディアに大きく報道され、この事件の残虐性と被告が犯行当時18歳の未成年だったことが大きく取り上げられた。 . . . 本文を読む