【Tokyo】現職大臣が自殺したり、膨大な年金記録の行方不明が露見するなど、暗く騒々しかった通常国会が事実上閉会した。【社保庁・年金法成立 参院本会議 「公務員」も可決へ(産経新聞) - goo ニュース】終わってみれば安部首相の言う重要法案は全て通ったということで、首相の指導力が発揮されたような形になっているが、果たしてそうだろうか。与野党のかみ合わない(かみ合わそうとしない)論戦と、強行採決の . . . 本文を読む
【Tokyo】東京・東村山市にある「国立ハンセン病資料館」がリニューアル・オープンしたと聞き、出かけてみる。国立療養所・多磨全生園の広大な敷地の一角の、桜の古木に囲まれた資料館は、初夏の日差しの中で静まり返っていた。辛い思いになるのは覚悟してやって来たのだが、展示資料を追っていくうちに胸のあたりが痛くなり、その痛みがしだいに耐え難いものになった。長い時間をロビーで休み、まぶしい光の中を帰路に着いた . . . 本文を読む
【Mie】久しぶりにいい映画に出会った。映画「善き人のためのソナタ」を観終わっての最初の感想である。ヴェルナー・ヘルツオーク(映画監督)をして“ドイツ映画史上、最も素晴しい作品である”と言わしめたこの作品は、本年度アカデミー賞・外国語映画賞を受賞した。
この映画や以前に映画評を書いた「ダーウィンの悪夢」「ラストキング・オブ・スコットランド」は、いずれも大規模なシネマコンプレックスではなく、単館 . . . 本文を読む
【Mie】社会保険庁の年金記録漏れ問題が連日のように報道されている。5000万件余りの件数に加え、手書きの記録による不明分が新たに1430万件も見つかり、まさに底なしの様相を見せている。合わせて約6500万件という数字は、仮に一人につき一件とすると、全国民の半分に匹敵する膨大な数である。
日本人がふだん何かにつけて大人しく、国に向かって声を大にして批判したり、やたらにデモをしたりしない国民性で . . . 本文を読む
【Tokyo】いささか古い歌ではあるが、この季節になると時折り耳にする「夏はきぬ」という唱歌がある。「卯(う)の花(はな)の におうかきねに 時鳥(ほととぎす) 早(はや)もき鳴(な)きて しのび音(ね)もらす 夏(なつ)はきぬ」というあの歌である。先日、新潟県上越市へ小さな旅をして、その作曲者が小山作之助という、上越市大潟区(旧大潟村)の出身者であることを知った。では「卯の花」とはどんな花か、俄 . . . 本文を読む
【Tokyo】いろんなことを楽しんでいるお方がいらっしゃるもので、おかげで私もネットを操作するだけで大いに楽しませていただいた。「ランキングに見る都道府県別県民性」というページで、実に種々雑多な統計を都道府県別に順位付けてある。こうした統計で県民性が分かるかどうか、いささか疑問もあるが、そのランキングを眺めているだけでただただ面白い。
リンク先は以下の通りだが、どうもこのブログの仕組みではうまく . . . 本文を読む
【Tokyo】28年後、もし私が生きていると89歳ということになるので、そんなころのことまで考えてもしょうがないとは思うのだが、こんな推計値を見せられるとやはり考え込んでしまう。【東京一極集中、兵庫80万人減 2035年広がる人口格差(神戸新聞) - goo ニュース】 東京への一極集中と地方の疲弊がここまで進むと、日本はどのような国になっているだろうか。決して好ましい姿ではない。今こそ「国のかた . . . 本文を読む