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【Mie】最近、麻生首相の失言が問題になっている。先日は「医者には社会的常識が欠落している人が多い」と、公の場で発言して話題になった。この私も医者の端くれであり、そう言われてみれば「そうかな？そうかも知れない」と心当たりがないわけではない。
一般に医者に限らず、「先生は常識がない」とはよく言われることである。これはいわゆる先生と呼ばれる職種の人を指し、学校の教師や大学の先生、医者、学者など . . . 本文を読む
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【Tokyo-k】天守閣なるものを見上げて、「城とは何と美しいのか」と初めて感動したのは松江城だった。あれから２５年、城跡の近くに行く機会があると、決まって足はそちらに向くようになった。この１年だけでも明石城、広島城、佐賀城、唐津城、松本城、彦根城、島原城、熊本城、高遠城を歩き回った。数え上げると疲れを覚えるほどで呆れてしまう。しかしやはり国宝にして世界遺産の姫路城であろう。ようやく立ち寄る機 . . . 本文を読む
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【Tokyo-k】《起伏がある》ということは、何ごとにつけ魅力がある条件の一つなのではないか。《陰影》といってもいい。プロポーションや人格が、平板であるより起伏や陰影に富んでいる方が魅力的であるように、街だって同じだ。尾道でそんなことを考えたのは、何も坂の街といった地勢的な起伏だけで連想したのではない。尾道は歴史や文化、あるいは人々の気質が複雑に重層していて、その《厚み》が魅力的な街を形成して . . . 本文を読む
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【Tokyo-k】旅の話しばかり書きなぐっていて恐縮だが、なにしろ「旅が仕事」のような生活を送っているものだから、つい、そういうことになる。今度は「宮島」である。
日本三景の選定は江戸時代の儒学者によるのだそうで、２１世紀人でさえ押し掛ける観光名所になっているのだからなかなか大した選定眼である。私個人としては、そんな基準に釣り上げられることは釈然としないのだけれど、広島まで来た「ついで」に、 . . . 本文を読む
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【Tokyo-k】小海線を旅して来た。山梨県の小淵沢と長野県の小諸を結ぶ小海（こうみ）線は、八ヶ岳山麓を縫うように行くローカル線で、日本一の標高を走る鉄道として知られている。だから当然、寒い。快晴に恵まれ、雄大な富士も堪能した一日だったが、それにしても寒かった！
なぜこんな時期に高原列車の旅かというと、私に絶大な影響力を持つある人物が「休みが取れたから、のんびり秋の景色を眺めに出かけたいわ」 . . . 本文を読む
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【Tokyo-k】「アルテピアッツア美唄」という名の彫刻美術館があることを知り、北海道・美唄（びばい）に出かけた。とはいえ、そのことだけで北海道に飛べるほど、私は優雅な暮らしをしているわけではない。旭川と札幌に所用ができ、その出張を利用して立ち寄れないかと考えたのだ。それにしても美唄とはどこにあるのか？ 炭坑の街ではなかったか。地図を調べると、都合のいいことに札幌と旭川の中間ではないか。
美 . . . 本文を読む
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【Mie】先日、11年ぶりに中学の同級会が新潟・古町の居酒屋で行われた。参加者は18名で女性の方が若干多く、また恩師も80歳と高齢ながらお達者で、元気に参加されたことが大変嬉しかった。先生は定年後に国内外を旅行され、この会の５日後は南仏～イタリア旅行の予定で、その直前の参加だった。これには参加者一同から、そのかくしゃくぶりに驚きの声が上がった。
《年々歳々変わらぬ佐渡の島影、そして日本海の . . . 本文を読む
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【Tokyo-k】初の黒人大統領を選出した米国の選挙報道を眺めていて、エモイワレヌ感動がこみ上げて来た。日本の市井に逼塞する私には、トンと無縁な世界の出来事ではあるけれど、「あの米国」が、４７歳の黒人をリーダーに選んだのである。「 I have a Dream！」。キング牧師の演説が、訳知り顔のレポーターたちの声を制して響いて来たような気がした。
アメリカという国は、いや、アメリカ人とは、何 . . . 本文を読む
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「すずめ通信」に新メンバーが加わりました。さて、どんな「雀」でしょう？ 「東京在住の女性」ということ以外、データはすべて静かな微笑みの中に隠されています。そのお姿は、おいおい登場する通信から立ち上ってくることでしょう。
これで「とうきょう雀」が２羽になりました。発信地のクレジットは、従来メンバーの「とうきょう雀」が【Tokyo-k】に、「新とうきょう雀」が【Tokyo-e】となります。k と . . . 本文を読む
