すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第1276号 健気なハイビスカス

2014-04-18 13:50:19 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】ご覧の通り、ハイビスカスの大輪である。花そのものは珍しくはない。だが沖縄ならともかく、この季節に東京で花をつけるとは珍しい。しかも咲いている場所は、マンションの我が家の、日当りのさほどよくないベランダなのである。 . . . 本文を読む
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第1275号 勿来(福島県)

2014-04-13 16:06:38 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】「なこそ」という言葉を耳にすれば、誰もが「関」と続けるだろう。そして「吹く風を勿来の関と思へども・・」と、源義家の歌を口ずさむ人もいるかもしれない。それほど人口に膾炙しているにもかかわらず、関の実体は茫漠として、いまだ歴史の焦点が定まっていないらしい。ひょっとしたら古代の都人が、遠い異境を歌意に含ませるために、共有言語として仕立て上げた歌枕なのかもしれない。吹く風の如く、目には見えない地・・。 . . . 本文を読む
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第1274号 我が家の春

2014-04-13 08:49:33 | Niigata Report
【Niigata】我が家の庭にもようやく春が来ました。 . . . 本文を読む
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第1273号 大子(茨城県)

2014-04-12 14:42:09 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】もう15年になるだろうか、福島県の母畑温泉で開かれた会合に出席し、翌日は水戸でも会議をこなす出張に出た。水戸へは夕刻に到着すればいいので時間は十分ある。水郡線というローカル列車でのんびり向かうことにし、磐城石川駅で乗車した。しかしその列車は常陸大子駅止りで、後続の水戸行きまでだいぶ間が空くことが乗車してから分かった。そうした経緯で計らずも立ち寄った大子(だいご)という街に、私は大いに魅せられた。 . . . 本文を読む
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第1272号 北茨城(茨城県)

2014-04-10 14:46:59 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】この日は五浦で宿泊することにしていたので、日立の街を後にした私たちは、常磐自動車道で北茨城市を目指した。海岸からやや山寄りを北上しているのだろう、小さなトンネルをいくつも通過する。このあたりは阿武隈山系南端の多賀山地と呼ばれる低山地帯で、特段に眼を惹く風景ではない。しかし「日本列島はここから始まった」と知れば興味は一変する。5億年前のカンブリア紀。ここに生まれた岩盤を核に、列島は形成されたらしい。 . . . 本文を読む
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第1271号 日立(茨城県)

2014-04-08 09:11:29 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】太平洋に緩やかな弧を描く茨城県の海岸線は、利根川河口から勿来関まで南北190キロあって、那珂川を境に南は鹿島灘の砂浜が続き、北はしだいに岩礁帯となって五浦海岸に至る。ひたちなかから北上している私たちの旅は、海浜公園を過ぎると東海村の原子力ゾーンになって海はしばらく隠され、久慈川を渡ると再び太平洋が現れ日立市に入った。茨城県は南に鹿島コンビナート、北に日立という、二つの大工業立地に恵まれている。 . . . 本文を読む
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第1270号 ひたちなか(茨城県)

2014-04-06 13:45:15 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】水仙の咲き誇る丘の上から、大きく手を振っている女性2人は母娘だろうか。私の隣でカメラを構えているおじさんに合図しているようだ。いかにも早春にふさわしい和やかな構図になったから、横着をして私もシャッターを切らしていただいた。ここは、ひたちなか市の浜辺に広がる国営ひたち海浜公園だ。かつては陸軍の飛行場として使われ、敗戦後は米軍の射爆場になった辛い歴史の砂丘地だが、いまは家族連れが平和を満喫している。 . . . 本文を読む
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第1269号 越後の里山にも春が来た

2014-04-01 02:38:16 | Niigata Report
【Niigata】先週月曜日(24日)ころから新潟も暖かくなり、ようやく春らしくなりました。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。空の色が鉛色から青空に変わるころ、じっとしていられないのが雪国の人の性分で、私はもっぱら里山へ花を求めて歩き回ります。 . . . 本文を読む
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