すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第552号 ねじれた「エスカレーターの法則」 

2007-11-30 17:16:21 | Tokyo-k Report
【Tokyo】関東と関西は、歴史も違えば訛りも異なる。だから暮らす人々の気質に差があって何の不思議はないのだが、何も「エスカレーターの乗り方」まで逆になることはないと呆れている。というのも先日、神戸に行って、駅のエスカレーターでぼんやり運ばれていた関東人の私は、屈辱的思いをさせられたからである。 東京ではエスカレーターに乗る場合、立ったままでいるつもりなら左側に1列に並ぶ。右側は急いで通過したい . . . 本文を読む
コメント

第551号 東海道新幹線に物申す

2007-11-29 17:50:59 | Tokyo-k Report
【Tokyo】月に1、2回、新幹線で出かけることがあるのだが、気に入らないことがある。車両出入り口のドア上部に流れている電光掲示板に、いつのころからだろうか、ニュースに混じって企業広告やJRのお知らせが増えてきたことだ。明らかに「乗客サービス」の削減である。JRはそうやってまで、収益を上げなければならないのか? 特に東海道新幹線でその傾向を強く感じる。退屈な列車の旅は、ウトウトとまどろんで目を開 . . . 本文を読む
コメント

第550号 街が「街」になるには 

2007-11-21 09:52:30 | Tokyo-k Report
【Tokyo】東京の「お台場」なる処へ行く機会があった。テレビ局が移転してきたり映画の舞台になったりして、「新しいデートスポット」としてさかんに喧伝されている地域だ。そこで感じたのは、「街が街になるには、長い時間が必要なのだな」ということだった。 ビルが立ち並び、ショッピングセンターがあり、最新鋭の電車が人を運ぶ・・・。それが街だとすれば、「お台場」はすでに立派な街である。それも飛び切り斬新で、 . . . 本文を読む
コメント

第549号 とんでもないことが・・・

2007-11-17 09:32:13 | Tokyo-k Report
【Tokyo】得体の知れない、とんでもない事態が進行しているのではないだろうか。米国のサブプライムローン問題と、異様な原油高騰のことである。私のアンテナは「世界経済は、じわじわと《恐慌》に向かっている」と警告している。ブラック・マンデーにおける瞬間的大恐慌発生とは違い、21世紀型の新恐慌がすでに始まっているという惧れである。だとすれば、この日本にも超インフレが忍び寄っているはずである。 米国の低 . . . 本文を読む
コメント

第548号 行政だって、やればできる! 

2007-11-11 22:59:45 | Tokyo-k Report
【Tokyo】私が暮らす街を貫いて、東京都による大規模な道路拡幅工事が続いている。計画決定されたのは何十年も前のことなのだろうが、長い間、買収された用地が虫食い状態でのろのろと増えていく、殺風景な風景が広がっていた。それがだいぶ繋がったなと眺めていたら一気呵成に工事が始まった。私は行政のやることには何かとケチをつけたがる癖があるのだが、この道路拡幅では感心していることがある。既存の樹木を歩道の街路 . . . 本文を読む
コメント

第547号 《包装》に見る日米の差

2007-11-10 13:32:11 | Nagano Report
【Nagano】9月27日の《すずめ通信》「コンビニは地球の仇?」にも書かれていたが、日本では、最近は食品ゴミのリサイクルが商売になるらしい。食品だけでなく、日本では、エコという言葉を付けて、地球環境の改善に貢献してるかのような錯覚をおこしてしまいそうな商売が色々あり、ゴミ出し時の厳しい分別規制も環境のためのリサイクルを目指しているようだ。しかし、日本のゴミ対策は本末転倒なことはなはだしい。ゴミ対 . . . 本文を読む
コメント

第546号 「赤福」が食べたい!

2007-11-05 20:50:26 | Mie Report
【Mie】第538号で「赤福」問題をとりあげたが、その後も次々と新たな偽装が発覚して大きく報道された。「むきあん」や「むきもち」「まきなおし」など、社内用語まで作られて組織的に日常的に偽装が行われていたのが事実のようだ。 先日はついに現社長の父である浜田会長が謝罪の記者会見を行った。会長は、販路を拡大しすぎたことが(偽装の)原因と認めたものの、組織ぐるみは否定して現場に責任を転嫁した。 報 . . . 本文を読む
コメント

第545号 景観破壊の元凶は・・・

2007-11-04 12:06:27 | Tokyo-k Report
【Tokyo】飽きもせず地方都市を歩いていて、その景観を台無しにしている元凶に気がついた。それは全国どの街に行っても共通していることで、決まって街の風景を壊しているのだ。はっきり言おう、それは「電話局の鉄塔」である。ビルの屋上に、ごつごつとした鉄骨を剥き出しにして、頑丈そうではあるが美意識のカケラも感じられないフォルムを空中高く曝している。私はそれを「景観破壊塔」と呼ぶことにした。 現在はNTT . . . 本文を読む
コメント