すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第1899号 黄色く染まり、昭島でイチョウと語らう

2023-11-24 11:29:17 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】テレビをつけていると、やれ何処かの山肌が錦の絨毯だとか、どこそこの庭園の紅葉がまさに見ごろだとうるさいほどだ。晩秋に植物が色づくのは当たり前の自然現象だろうにと、ここは鼻曲りの年寄りらしく部屋で一人毒づいている。ところが「昭和記念公園のイチョウ並木が色づいてきました」と声を弾ませるレポーターの声に、「近いな、そういえば立川で、観たい陶芸展が開催中のはずだ」と耳を盗られ、いそいそと支度をするのであった。 . . . 本文を読む
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第1898号 オランダのフルーンに乾杯!

2023-11-20 11:15:08 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】面白いけれど、ちょっと辛くなる本を読んだ。図書館で偶然見つけた『83 1/4の素晴らしき日々』という風変わりなタイトルの単行本だ。2014年にアムステルダムの出版社から刊行された1冊で、著者はヘンドリック・フルーン(Hendrik Groen)というオランダのおじいさん(らしい)。日本語訳は集英社から2018年に発行(長山さき・訳)されている。アムステルダムの老人ホームで暮らす、八十三歳と四分の一歳のおじいさんの日記である。 . . . 本文を読む
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第1897号 「住みたい街」厚木を歩く

2023-11-18 16:44:59 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】東京圏は「街」と言うには巨大すぎる。それはいくつもの大きな街の集合体であり、3000万人を超す人々が暮らす世界最大の人口集積地帯だ。そこに鉄道が、網の目のように張り巡らされている。そうした鉄路の一つ小田急線は、学生のころから頻繁に利用してきた私鉄だけれど、それは新宿から多摩川までのことで、その先についてはさっぱり土地鑑がない。だから首都圏で「住みたい街1位」に選ばれたと評判の「厚木」とはどんな街か、知らない。 . . . 本文を読む
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第1896号 秦野路は湧水とともに小盆地

2023-11-17 11:53:22 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】年間を通じて、これほど日照・気温・湿度・風力などの指標が快適に揃う日は何日あるだろう。「揃う」とは、私のような街歩きを楽しむ者にとってである。前日「木枯らし1号」が吹いた関東だけれど、今日は間違いなく「勢ぞろいの好日」である。そのせいもあるだろう、初めてやって来た神奈川県西部の秦野の街がとても心地よい。四囲をなだらかな丘陵に囲まれ、西方から富士山が白く輝いて見守っている。豊かな地下水が湧き出す街だという。 . . . 本文を読む
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第1895号 谷津で出会ったダイサギと薔薇

2023-11-05 16:39:17 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】この一輪に出会えただけで、今日はここまでやって来た甲斐があったと、いささか大仰な思いになるほど美しい薔薇である。快晴の陽を浴びる黄金の一輪は、程よく開花し切った瞬間にあり、どの花びらにもまだ一片のシミもない。秋バラが見ごろを迎えている「習志野市谷津バラ園」で、私はうっとりと立ち尽くしている。「世界のバラ800種類7500株」の園内は色彩と笑顔が溢れ、余りにうっとりしてしまった私は、品種名を確認し損ねた。 . . . 本文を読む
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第1894号 モヤモヤ解消へ津田沼に向かう

2023-11-04 17:17:01 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】東京・三鷹駅と千葉駅を結ぶJRの路線がある。車体の黄色いラインが目印の「中央総武線各駅停車」だ。私は三鷹に住んでいるのでよく利用するのだが、この呼称が正式な路線名かどうか、いまだ知らない。また「三鷹発津田沼行き」という電車が多いので、津田沼という駅名は馴染みがある。ところが津田沼は行ったことがないから知らない街だ。よく利用するのに知らないまま乗っているわけで、いつもモヤモヤした気分が残る電車なのである。 . . . 本文を読む
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第1893号 早々と「福すずめ」が飛んできました

2023-11-02 17:01:29 | Niigata Report
【Niigata】先日、胎内市美術館に行ったら、すずめのカレンダーがあったので送ります。来年もカレンダーを見ながら「すずめ通信」の発信に頑張ってください。 . . . 本文を読む
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