すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第1396号 安保法案反対集会

2015-08-31 07:32:21 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】昨日の日曜日、国会周辺は「安保法案阻止」のシュプレヒコールに包まれたようだ。12万人が参加(警視庁は3万人だと言っているらしい)、全国300ヵ所で開催された法案反対集会の最大規模だったのだろう。たいしたエネルギーだ。 . . . 本文を読む
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第1395号 人はなぜ小説を読むのか

2015-08-30 06:27:40 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』を読み終えた。6世紀ころ、アーサー王伝説が色濃く漂うブリテン島を舞台に展開するファンタジーだ。いや、ファンタジーの手法を借りて、別の壮大な比喩が隠されているのかもしれない。しかしアーサー王伝説もよく知らない私としては、さっぱり分からないまま読み終えたという感覚が残る。作者は何を伝えたかったのか。 . . . 本文を読む
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第1394号 ラヂオの天気予報

2015-08-29 08:52:47 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】山に籠っている間は、外界との接点は唯一、ラヂオが頼りとなる。だからニュースと天気予報は注意深く聴くようにしている。ニュースはテレビのように映像を観ることはできないものの、世の中の動きを把握しておく程度ならラヂオでさほど不便はない。しかし問題は天気予報である。 . . . 本文を読む
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第1393号 老人的超越と初老的煩悶

2015-08-28 08:09:36 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】「老人的(性?)超越」という言葉がある。長寿でしかも健康なお年寄りに共通に見られる特性のことらしい。90歳前後の長寿者を専門家グループが調べると、「現状に深く満足し、明るく楽しく生活している」という老人は、「人生で今が一番いい」といった、同様の感想が聞かれるのだという。世俗の煩わしさを超越した境地、ということだろうか。 . . . 本文を読む
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第1392号 眠り

2015-08-27 15:16:23 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】また山に来ている。群馬県北西部の標高1000mあたりだ。陶芸に親しむことが主目的なのだが、葉擦れの囁きに抱かれてデッキで本を読み、うたた寝するのも楽しみの一つである。ここにはテレビはない。ネットも接続できない。もちろん新聞は届かない。文明社会にアクセスできる唯一の道具がラヂオなのだが、夜になると電波が乱れ、聞き取れなくなる。こうした生活は実にいい。だから月の半分ほどは山に籠ることになる。 . . . 本文を読む
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第1391号 Somewhere over the Rainbow

2015-08-18 09:43:05 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】今朝、恒例のウォーキング中に、西の空に虹が架かった。雨上がりの澄んだ空を背景に、虹の右脚(というのだろうか)部分が弱々しく立ち上がっている。完全なアーチ型になるほどのくっきりとした力強さはない。それでも美しいことに変わりはなく、しばし足を止めて見上げた。 . . . 本文を読む
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第1390号 「前73年」と「後73年」

2015-08-13 14:22:54 | Tokyo-k Report
【Tokyo-k】今年は戦後70年。間もなくその終戦の日を迎えるけれど、明治維新(1868)を基点に考えると「維新147年」である(煩瑣になるので、月数などは省いている)。ということは、その中間年は1941。日本が太平洋戦争に突入した年である。つまり明治維新(というより戊辰戦争勃発)から米英に宣戦布告するまでが約73年。それから今年までが同じく73年余ということになる。「明治維新から大戦までと、大戦からから今日までがほぼ同時間である」ということに、今更ながら気がついた。 . . . 本文を読む
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