【Tokyo】事務次官とは、中央官庁における「社長」のような存在である。官僚のトップに君臨し、人事も政策決定も最終権限を持つ。その上に立つ大臣は、全ての権限を「有する」ことになっているけれども、大方の企業の「会長」のようなもので、対外的な「顔」に過ぎない。本日午後、証人喚問で国会に「引きずり出され」る守屋前防衛事務次官は、混乱していることだろう。「何故、こんなことになったのだ」「どうしてこのオレが . . . 本文を読む
【Mie】ヴェルデイ作曲のオペラ「椿姫」を観た。プラハ国立歌劇場の「椿姫」は日本初公演だそうである。ヴィオレッタ役のディミトラ・テオドッシュウは、パンフのプロフィールによると、マリア・カラスの再来と呼び声が高く、21世紀を代表する歌姫だという。
ピアニシモからフォルテまでの表現の幅が広く、集中力をもってすべてを出し尽くす歌唱は聴くものの心をつかんで離さないという評判どうりの素晴しい歌声だった。 . . . 本文を読む
【Tokyo】ネットでニュースを検索していたら、トキのふるさと新潟の地元紙に楽しい話が載っていた。殺伐としたニュースの多い中で、こうした話題は地元だけでなく、広く世界にお知らせした方がいいと判断し、世界中に読者がいるこの「すずめ通信」に「採用」することとした。【トキの飼育候補地に寺泊地域(新潟日報) - goo ニュース】
トキを自然に還し、トキの里を作れたらどんなに素晴らしいか、ということは、 . . . 本文を読む
【Tokyo】このところ私には、気がかりなことがある。この「心配の種」に比べれば、インド洋での自衛艦の給油活動が中断しようが、赤福の欺瞞がさらに暴かれようが、はたまたボクシングの亀田親子が改心しようがしまいが、そんなことはどうでもよろしい。もっとはるかに深刻で、私にとっては生涯の一大事かもしれないのだ。
その素は写真の「石」である。台湾は淡水の骨董屋で買った大理石の印材である。台湾では東部の山岳 . . . 本文を読む
【Tokyo】このところ、私たちの社会はヘンな方向に進んでいるのではないだろうか。保険料が払い込めないために病気であっても保険診療が受けられず、生活保護が打ち切られたり拒絶されたりで餓死し、老朽化した団地では老人の孤独死が後を絶たず、都会ではニートという名の日雇い生活者が確実に増え続け、地方では商店街と病院の閉鎖が止まらない・・・。
かつて日本は、「総中流」などといわれながらも「最後の安心」は確 . . . 本文を読む
【Tokyo】私は大阪に単身赴任した経験がある。そのころ家への土産は「赤福」と「柿の葉寿司」にほぼ固定されていた。子どもたちの評判が良かったからである。それは１５年ほど前のことだから、赤福が表示偽装を始めて１５年が経過したころに当たる。ということは私の子どもたちも、間違いなく「解凍赤福」を食べさせられていたのだと思う。おいしいと喜んでいたし、病気になったわけではないのだが、親としていささか恥ずかし . . . 本文を読む
【Mie】12日のニュースで、伊勢名物「赤福餅」の製造年月日を偽装の疑い、と一斉に報道された。つい先日、北海道の代表的な銘菓「白い恋人」が同じ問題で報道され、世間から非難されたばかりなのに、今度は私の地元・三重県の代表的な銘菓である。「赤福」よ、おまえもか!!と、つい言いたくもなる。
伊勢の「赤福」は今年創業300年という老舗中の老舗で、伊勢神宮参拝の土産として昔から有名であり、私も新潟へ帰省 . . . 本文を読む
【Tokyo】台湾の旅から帰ったばかりなので、Taiwan という響きに敏感になっている。【台湾が１６年ぶり軍事パレード、防衛力誇示し中国をけん制(読売新聞) - goo ニュース】 台南から台北に着いたのが先日の5日。風も雨もそれほどひどくはなかったけれど、翌6日には台風15号が上陸、台北も暴風雨圏で大荒れとなった。それでも頑張って車で市内に出ると、総統府前では10日の建国記念パレードの準備が進 . . . 本文を読む
【Tokyo】台北で台風15号の直撃を受けた。今年最大級ということだったが、さすがに亜熱帯の台風はすさまじく、風雨ともに日本での体験とは桁違いであった。テレビは終日、台風被害の実況を伝え、猛烈に早口のアナウンサーたちが台風以上の勢いでしゃべり続けていた（写真）。22年ぶりの台湾は、街路樹を引き裂き、バイクをひっくり返す派手なパフォーマンスで私を迎えてくれたのである。
22年前といえば台湾は未だ国 . . . 本文を読む
