【Tokyo-k】植物園と動物園は何が違うか。一方ではバラが咲き、他方にはサルが居る、などと訊ねているのではない。入園者の子供の数が違うのである。
動物園は子供が主役で、父親や母親はわが子に振り回されている。ところが植物園では子供の数はめっきり少なく、たまに見かける子供たちもおおむね退屈そうなのである。そして植物園の大人たちは、圧倒的に(やや円熟期以降の)女性が多いのだ。これはなぜか?
調布 . . . 本文を読む
【Tokyo-k】東京・神田の古書店街で、恒例の古本祭りが始まったとニュースが伝えている。かつては職場に近かったこともあり、よく出かけたものだが、リタイア後は住まいの近くの古本屋とインターネットで十分、事足りている。
しかしこのところ、そうした馴染みの店がポツポツ灯を落としてしまい、ぶらりと出かけてがっかりさせられることがママある。本日もウォーキングの帰りに立ち寄った大型古書店は「テナント募集 . . . 本文を読む
【Nagano】この数日は毎朝、どのぐらい紅葉が進んでいるだろうかとわくわくしながら窓のブラインドをあげている。
今朝は、唐松に混じって雑木が沢山生えている裏庭に面した窓のブラインドをまず開けた。この林は、唐松はじめ黄色く紅葉する木が多い。
昨晩とても冷え込んだので、更に黄色味を増した景色を期待していたのだが、ブラインドを開けた途端に目に飛び込んだのは、奥の山桜があるあたりに咲き乱れる白い花 . . . 本文を読む
【Mie】シルベスター・スタローンの最新作「エクスペンダブルス」を観た。この映画には他にジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、そしてアーノルド・シュワルツネッガーも出演しているのが、この映画を観に行った最大の理由。
それぞれ主演クラスのアクションスターがこれほど多く集まる映画も珍しい。それだけに期待して観に行ったが、大スターが勢揃い . . . 本文を読む
【Tokyo-k】われながら《傑作》だと言い切れる写真を撮ることができた。それがここに掲載した1枚で、《偉大なるは母》を余すところなくとらえている(と思いませんか?)。しかも場所がいい。上州・渋川なのである。ご本人たちの了解を得る術はないが、傑作は広く知らしむべしと信じ、ここに掲載させていただく。
JR渋川駅前の日曜日の夕刻、元気な赤子を背負った母親がスニーカーで足元を固め、しっかりした歩幅で . . . 本文を読む
【Tokyo-k】谷川岳の天神平に登った。もちろん自力登山ではない、ロープウエーとリフトに引き上げてもらい、標高1500メートルの錦秋を堪能したのである。
異常気象の今年は紅葉が遅れているということだが、それでもここまで来ると秋は到来していて、山肌は赤、黄、緑のパッチワークだ。何よりも空気がうまい!
あちこちでクマが出没し、人間とクマの緊張がいつになく険しい日本列島だが、彼らもここまではやっ . . . 本文を読む
【Mie】この映画は昭和38年に工藤栄一監督、片岡千恵蔵主演の同名映画のリメイク版である。私は以前に旧作を観たのでストーリーは知っていたが、今回リメイク版をあらためて観た感想は、なかなか迫力があって面白く見応えがあり、私の評価は★★★★☆である。
ストーリーは、狂気の性格で暴虐の限りを尽くす明石藩主・松平斉韶(幕末の将軍・家慶の異母弟)が老中になるのを阻止するため、筆頭老中の密命を受けた13 . . . 本文を読む
【Mie】このニュースを聞いて思い出した事件がある。それは、考古学者が国内の遺跡発掘現場で自ら持参した品を土の中に埋めて、自分が何食わぬ顔で第一発見者となり名声を得ていた例の事件である。功を焦るあまり、事実を捻じ曲げてまで自分に有利に導く点では両者とも共通している。
ただ今回の事件が恐ろしいのは、それが組織ぐるみで行われた可能性があることだ。つまり、特捜部という組織が、これはという人物に目を . . . 本文を読む
【Tokyo-k】それにしても! と、書き出す前に愕然としてしまうのが、今回の大阪地検特捜部の証拠改ざん事件だ。全容はいまだよく分からないけれど、こんなチャートが描けそうだ。まず、組織の中で「彼は、特捜のエースだそうだ」などとちやほやされたい主任が、もっと褒められたくて証拠を改ざんした。そのことが発覚し、報告を受けた部長・副部長は「いよいよこれから組織内の栄達を登って行こうとしているのに、オレの . . . 本文を読む