すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第362号 6月のカレンダー

2006-05-31 10:39:45 | Tokyo-k Report
【Tokyo】6月のカレンダーができました。創作力の枯渇はいよいよ深刻で、なかなかデザインが決まらず困りました。高名な画家が盗作騒動を引き起こしているようですが、あれだけそっくりな絵を何枚も描いていながら「これは私のオリジナル」と言い切ることは、いくら何でも無理がありそうです。最初から「スーギ氏の絵を題材にして、そこから感じたイメージを描いたものです」とでも断っておくことがスジでしょうに。そこへ行 . . . 本文を読む
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第361号 映画談義

2006-05-30 20:54:37 | Mie Report
【Mie】私もTokyo雀氏と同様に映画が大好きで、年間200本位の映画(主に洋画)を観るが、この10年以上はアカデミー賞作品賞・監督賞の映画は必ず映画館で観ることにしている。やはり自宅のテレビで観るより映画館の大画面で観る方が迫力や感動がまるで違うので、アカデミー賞だけでなく話題の映画や興味のある映画は洋・邦画を問わず、できるだけ映画館へ足を運ぶようにしている。 Tokyo雀氏は今月還暦を迎 . . . 本文を読む
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第360号 映画『ナイロビの蜂』を観る

2006-05-28 11:02:06 | Tokyo-k Report
【Tokyo】映画『ナイロビの蜂』を観る。これは面白かった。久々に「映画」を堪能した。だから評価は★★★★☆。ジョン・ル・カレ原作の映画化で、「アフリカの大地のように情熱的な妻と、イギリスの庭園のように秩序正しい外交官の夫」(宣伝パンフより)が、夫の勤めでナイロビに移住したことで、恵まれた外交官夫婦が、富める世界に、冨だけでなく命まで搾取されているアフリカの現実と向き合うことになる。夫婦愛、貧富の . . . 本文を読む
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第359号 「ロダンとカリエール展」を観る

2006-05-26 14:34:05 | Tokyo-k Report
【Tokyo】東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「ロダンとカリエール展」(6月4日まで)を観てきた。会場は、鑑賞するには都合よかったが、やはり閑散としていた。「やはり」というのは、ロダンはともかく、日本におけるカリエールの知名度は低く、その超地味な画法が多くの観客を集めるとは考えられない、と予想していたからだ。しかし内容は、彫刻家と画家という、異なる手法の二つの精神が、お互いの芸術活動にどのよう . . . 本文を読む
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第358号 映画『ダ・ヴィンチ・コード』を観る

2006-05-22 11:21:20 | Tokyo-k Report
【Tokyo】評判の映画『ダ・ヴィンチ・コード』を観た。飽きずに最後まで観ていられたが、映画としては特筆できるような作品ではなかった。従って私の評価は★★★☆☆。原作を読んでいないのでなんともいえないが、多分、原作の方がはるかに面白いのではないか。信仰の冒涜だと物議をかもしているらしい「イエスには妻がいて、子供が産まれ、その血統が現代まで続いている」というフィクションが、私には最も新鮮で面白い設定 . . . 本文を読む
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第357号 「天女の花」に出逢った

2006-05-18 23:18:06 | Tokyo-k Report
【Tokyo】とても美しい花を、とても美しく撮影することができました。そこで「すずめ通信」に是非にとお願いし、掲載していただくことになりました。添付した写真がその1枚で、「オオヤマレンゲ」といいます。漢字で表記すると「大山蓮華」となるようで、多くは深山幽谷奥深く、人の目にさらされないところでひっそりと花を開くことから、「ミヤマレンゲ」さらには「天女の花」などと呼ばれることもあるそうです。 この写 . . . 本文を読む
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第356号 団塊世代の入口世代が中学生だったころ 

2006-05-16 14:08:58 | Washington Report
【Washington】この写真を見て何だか当てられる人は当事者だけだということ請け合いです。すずめ通信355号(5月14日)のコメントに書いた、書類の整理をしていたら出て来て、当座の目的はそっちのけで思わず読みふけってしまった中学の我がクラスの卒業作文集なのです。表紙の文敬というのは、お坊さんだった担任の先生の職業名。お坊さんなのにクリスマスに生まれた英語の先生でした。2年、3年持ち上がりで、こ . . . 本文を読む
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第355号 母の日と列車事故と誕生日

2006-05-14 13:03:11 | Tokyo-k Report
【Tokyo】今日5月14日は、たまたま第2日曜日に当たったから「母の日」でもあるが、15年前に信楽鉄道事故という大惨事が起きた日である。そしてあまり知られていないが、実は5月14日は私の誕生日であり、今年は60歳の大台に到達しためでたい日となったのである。 15年前、私は大阪に単身赴任していた。5月14日は火曜日だったように記憶している。ローテーションの都合で、平日が休みになった私は、友人と信 . . . 本文を読む
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第354号 行方不明の「公」意識

2006-05-07 17:33:37 | Tokyo-k Report
【Tokyo】今国会の最重要法案という触れ込みで、「行革推進法案」が審議されている。「小泉改革」の総仕上げという意味を持つ公務員制度改革だという。確かに郵政や道路公団民営化、あるいは地方分権につながる三位一体改革など、小泉内閣が取り組んできた改革は、すべて「公務員制度をいかに改革するか」に帰結する。私はここで「推進法案」の中身について言及しようというのではない。公務員制度、もっと端的に言えば「公務 . . . 本文を読む
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第353号 動物由来感染症(その2)

2006-05-02 19:47:11 | Mie Report
【Mie】前回は「動物由来感染症」について大まかな説明をしましたが、今回はもう少し詳しく解説します。 【動物由来感染症の伝播】感染症がうつることを「伝播(でんぱ)」といい、動物由来感染症における伝播とは病原体が動物から人間にうつってくるすべての途中経過をあらわす。病原体の伝播は感染源である動物から直接人間にうつる直接伝播と、感染源動物と人間の間に何らかの媒介物が存在する間接伝播の、大きく二つに分 . . . 本文を読む
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第352号 動物由来感染症(その1)

2006-05-01 09:23:51 | Mie Report
【Mie】鳥インフルエンザは東南アジアでの発生に始まり、2年前に日本でも発生し、今年になってからトルコを経てアフリカやヨーロッパに拡大して、イタリア、ドイツ、フランス、英国でも発生が確認された。そのため日本で飼われている鶏の大半を海外からの輸入に頼り、日本への最大の供給国である英国から生きた鳥と鳥肉の輸入を一時停止する事態となった。一方、牛海綿状脳症(BSE)は全頭検査により現在も国内で散発的に発 . . . 本文を読む
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