【Mie】英国のエリザベス女王をモデルにした映画「クイーン」を観た。この映画でエリザベス女王を演じた女優ヘレン・ミレンが、本年度アカデミー賞・最優秀主演女優賞に輝いたことはまだ記憶に新しい。
10年前の1997年にダイアナ元妃が交通事故死した際の英国王室の混乱を描いたドラマであるが、まるで実際の英国王室で実物のエリザベス女王自身が演じているような錯覚を起こさせるほど、ヘレン・ミレンは女王役を好 . . . 本文を読む
【Tokyo】「農水大臣の自殺」は衝撃であった。大臣であろうが一般人であろうが、突然の死に触れることは常に衝撃である。ましてやそれが自栽であればなおさらであろう。今となっては冥福を祈るのみであるが、大臣という要職にある以上、もうひと頑張りして、残された疑惑に答えて欲しかった。
地方の農家に生まれ、地方大学の農学部に進み、中央官庁に入ったけれども林野庁といった外局を歩み、その人生はエリートの影を懸 . . . 本文を読む
【Tokyo】公務員の堕落による「公」の喪失に悲憤し、市（私）民のマナー低下を慷慨していると、自分が小うるさい年寄りになったようで滑稽なのだが、こんなニュースには考えさせられる。【ベビーカーの前輪、センサー検知できない細さ…事故調査(読売新聞) - goo ニュース】 ベビーカーを追って、転倒しながらも赤ちゃんを救った男性は、名も告げず立ち去ったという。かっこいい男がいるものだ。この世はまだまだ捨 . . . 本文を読む
【Tokyo】もはや怒りを超えて悲しくなる。人間の弱さを見せ付けられるからである。【林道談合 緑資源機構理事ら逮捕へ 東京地検、独禁法違反の疑い(産経新聞) - goo ニュース】 卑しきことをして得た地位、カネで家族を養い、自らの欲望を満たす。そこには「公」務員の気概も誇りもない。醜い犯罪者がいるだけである。
逮捕された理事だけでなく、だれもが犯罪行為であることを承知して談合を続けていたに違い . . . 本文を読む
【Mie】先日、愛知県長久手町で起きた元暴力団員による人質事件で、一人のSAT隊員が銃撃されて亡くなった。若くて優秀な将来のある隊員が、志半ばで命を落としたことはまことに痛ましく残念であり、心からご冥福をお祈りする。
私はこの事件の報道を通して、危機に直面したときに、日本の警察の対応がいかに生ぬるくて頼りにならず、ふがいないかを実感した。つまり今回の事件で、犯人に対して毅然とした、断固たる行動 . . . 本文を読む
【Tokyo】「おたあジュリア」を私は知らなかった。先の週末、神津島に行って初めて知ることになった。たまたま村を挙げての「ジュリア祭」の当日で、韓国の演舞団も出演する日韓親善の風景に接したことで知ったのである。「おたあ」と呼ばれる殉教者のことは、キリスト者のみならず、世に知られた存在なのかもしれないが、私は全く知らなかった。無知な自分の覚書として、記しておく。
「おたあジュリア」は秀吉の時代、朝 . . . 本文を読む
【Tokyo】台頭と凋落を、これほど短時間に見せてくれた政治勢力は珍しい事例である。米国のブッシュ政権誕生とともに登場した「ネオコン」と呼ばれる政治勢力が、次々と挫折し、舞台を降りている。【ネオコン代表格、世銀総裁辞任へ 恋人厚遇で指導力低下(朝日新聞) - goo ニュース】政権自体がはなはだしいレイムダック状態にあり、テレビに映るブッシュは痛々しくて正視しがたい。米国はどこに行くのだろうか。
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【Mie】最近、アフリカを舞台にしたハリウッド映画がやたら目につく。昨年は「ナイロビの蜂」が話題を呼んだ。この映画は、製薬会社がアフリカ難民に対して新薬の人体実験をし、それを命を賭して告発した英国人外交官夫妻の物語である。
ところで「今なぜアフリカなのか？」その理由は、先日ラジオで聴いた映画評論家の解説によると、アフリカには独裁政治、資源の利権争いによる内戦、市民の虐殺、資源をめぐる先進国の暗 . . . 本文を読む
【Mie】連休中に４本の映画を観た。すべてアフリカが舞台の映画で、タイトルは「ブラッド・ダイヤモンド」「ダーウィンの悪夢」「ラストキング・オブ・スコットランド」「ホテル・ルワンダ」である。
このうち「ブラッド・ダイヤモンド」については、先日とうきょう雀氏が批評していたので省略するが、私の評価は彼と違って★★★★☆です。本当は三ツ星半だが、星半分の記号が見当たらず、やむなく四捨五入した。
と . . . 本文を読む
【Tokyo】本日をもって「プロフィール」の写真を入れ替えた。私の誕生日だからである。６１歳になった。他の２羽の雀より、年上になったのである。しかし最近の還暦雀は「長幼の序」を思う心に欠けている。私の記念すべき日だというのに、音沙汰ない。息子が「おめでとう」とメールをくれたことがせめてもの慰めである。こうなったら自分ひとりで薔薇を飾り、祝うしかあるまい。 . . . 本文を読む
【Tokyo】雑誌『良寛』が休刊することを知った。新潟市に本部を置く「全国良寛会」が発行する機関誌である。1982年から年2回、欠かさず発行を続けてきたというが、このほど第50号を持って休刊するのだという。25年間、よくぞ維持できたと感心する。事実上の廃刊であろう、惜しいことである。
「すずめ通信」に書いたことがあったように思うが、同誌は時折立ち寄る武蔵野市中央図書館の雑誌書架に定位置を持ってい . . . 本文を読む
【Tokyo】私はいま、モーレツに感動している。枯れたと思っていた「わが庭」のトネリコが生きていたのだ！ あきらめて根元近くで切り落とした株を、「もしかしたら」という未練で鉢に残し、水遣りを絶やさないで来たのだが、「あきらめよう」と覚悟を決めた矢先だった。写真のごとく、小さな芽が頭を出したのだ。何という生命力！
植木屋で売れ残っていたトネリコの鉢を二つ買って、ベランダに置いたのは一昨年の秋。冬を . . . 本文を読む
