すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第45号 マレーシア 5

2004-10-05 10:55:58 | Tokyo-k Report
久し振りに「マレーシア定年後生活作戦」について。たまたまクアラルンプール(KL)在住の知人がマレーシア移民局の「マレーシア・セカンドホームプログラム」を送ってくれたので紹介する。

まず「マレーシア政府は長期にわたって当国内に居住する意思のある世界各国(イスラエル、ユーゴスラビアを除く)の方々の訪問を歓迎します」とある。このプログラムへの参加を認められると、5年間有効の長期滞在パスが発給される。つまりわれわれ日本人は、定められた条件に従えばマレーシアで5年間の長期滞在が歓迎されているのです。

では、その条件(年齢制限はないが、ここでは配偶者のどちらかが50歳以上のケースを紹介する)とは。①マレーシア国内の銀行に150,000リンギ(リンギット=マレーシアドル。日本円で約500万円)以上の定期預金(5年間)があること②またはマレーシア国外から毎月10,000リンギ以上の定期収入があること③これまでマレーシア在住の保証人2人が必要だったが、免除を含めこの条件は大幅に緩和されている④マレーシアの医療保険に加入し、マレーシア国内の病院による健康診断書を所持すること⑤マレーシア国内での収入目的の労働はできない――など。

マレーシアは観光旅行ではビザは必要ないが、滞在は3ヶ月間に制限される。このパスがあれば「定年後の数年間を、物価が安く暖かいマレーシアで過ごしてみる」ことが可能になるわけです。次の機会にはマレーシアの物価事情について。
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