すずめ通信

すずめの街の舌切雀。Tokyo,Nagano,Mie, Chiba & Niigata Sparrows

第416号 還暦同級会

2006-10-24 14:23:06 | Tokyo-k Report
【Tokyo】中学校の同級生から、こんなメールが届いた。「同級会は楽しかった。先生のお寺では息子さんが住職をしておられたので、お経をあげてもらい、みんなで先生を思い出しながらお焼香をして来ました。12名が宿泊し、翌日の昼には同級のAさんが女将さんを勤める寿司店で昼食をとり、解散となりました。次回はSさんの帰国歓迎会を兼ね、来年の春ころに東京でやるということになりました。幹事は君と私です。よろしく。名簿は新潟幹事が君のところに送ると言っていました」

還暦ともなると、誰もが子供のころを懐かしく思い出すのだろう、同級会などが盛んに開催されるようだ。わが新潟市立S中学校の、60才になる卒業生の中の、3年11組で席を同じくしたおじさん、おばさんたちも感慨は同じようで、秋の佳日を選び、泊りがけの同級会が計画されたのだった。

昭和21年4月から22年3月までに生まれた子供たちだから、いわゆる「団塊の世代」と呼ばれる子供たちが、大量に生まれてくる前年の出生である。われわれの母校(中学校)は、新潟市内の住宅地にあって、市内1(たぶん県内1)のマンモス校だった。

われわれの学年が13クラス。その下が17クラス、その下が16クラスあって、教室が不足のため2年生は「移動教室」といって、ホームルームなども空いている理科室や音楽室に移動して行うという状況だった。卒業式は学校の体育館では全校生徒が入りきらないため、市の体育館を借り切って行うしかなかった。

そんな過密な生活が、かえって子供同士の気持ちのつながりを深めたのか、みんな仲良く、楽しい日々を送っていたようだった。今回の同級会には、私は折悪しく都合がつかず欠席してしまったのだが、そんな昔を思い出してのことだろう、会はメールにある通り、なかなか盛り上がったようである。

さて、欠席の責任を取らされて、次回の幹事に任命されたとのことである。東京およびこの周辺には、クラスの半数が暮らしているらしい。地元新潟からも結構な参加者があるだろう。どのような趣向が喜ばれるか、なかなか難しい役目をおおせつかったものである。



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