鱧で蒲鉾をつくってみました・・・。
久しぶりに市場にお化け鱧が来ていたので買ってきました。
出雲崎産の天然鱧です!
今回も下ろしてすり身にします。
興味津々の息子・・・
「浮き袋どれ~?」
「これ小腸?」
いろいろ聞いてきます・・・。
胃袋からは、こんなでっかいコノシロも・・・
左から皮、すりみ、ハラスです。
ハラスは幽庵焼きにしたら、どんなものかと・・・?
思いつきでやってみました。
そして・・・
すりみで蒲鉾をつくります。
作り方?
基本、練るだけです・・・。
私の場合、塩の他に
卵白やつなぎも多少くわえています!
出汁でのばして軟らかくふわっとした食感の進女に
仕上げれば椀種にもなります。
でも
今回は蒲鉾と言うことで
弾力のある食感のほうがいいと思います。
だから
硬めに仕上げました。
板にのせて蒸せれば完璧な蒲鉾なんですが・・・
手元に板がありませんので
寄せ物用のカンにいれて蒸します。
20分くらい蒸して出来上がり
カンに入れたために
蒸しあげるときに膨張して身が締まってしまい
少し硬い仕上がりになってしまいました。
やっぱり
板に乗っている意味がある訳です・・・。
いや~、これが料理ですね。
頭の中で思っているようには行かない。
これを繰り返して美味しいものが作れるようになるんですね。
勉強、勉強・・・
こちらも
コース料理の一品としてお出しする予定です・・・。
それと
これが鱧の卵巣です。
今の時期の鱧は卵を持っています。
こちらも
珍味として料理に使います。
さっとボイルして煮含めます。