久しぶりに涼しい日が続きました。
このまま秋になってしまえばいいなあと思いつつ
久しぶりに公園のバードサンクチュアリにやって来ました。
バードサンクチュアリとは
直訳すると「野鳥の聖域」というほどの意味でしょうか。
都立公園で野鳥観察ができる施設施設は
意外に少ないかも知れません。
もちろん無料ですし野鳥の会のやさしいお姉さんが
いろいろ解説をしてくれます。
その解説ぶりが実はオジサンのひそかな楽しみなのですが
ただ、この日は「夏枯れ」状態なのか
めぼしい野鳥は飛来せずで何とも残念でした。
仕方なく望遠鏡であちこち見回していたら
カブトムシの大量発生を発見！
うーん、最近どうも見ないなあと思っていたら
お前たちこんなところにいたのか！
クヌギの「樹液」を求めてまさしく戦争状態です。
これではバードならぬカブトムシサンクチュアリですねえ。
もう６０年以上、人生をやっていますが
こんなに大量のカブトムシを見たのは初めてです。
すぐ隣のボクが可愛かったです。
鳥のことを「チュンチュン」と呼んで大はしゃぎでした。
サギもカラスすべてチュンチュン。
「チュンチュン、あっち！チュンチュン、もっと！」
お母さんも大変そうでした。(笑)
見上げれば錚々たる蝉しぐれ。
アブラゼミにまじってツクツクホウシも鳴き始めました。
季節は確実に移ろっているんですねえ。
法師ゼミ 鳴く新学期 始まれり 〈水原秋桜子〉
ツクツクホウシは秋の季語だそうです。
もうすぐ夏休みも終わりです。