まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

ビリギャル

2022年02月28日 | 日記
ウクライナ情勢が気になりつつ・・・
プーチンの非道さに激しい怒りを覚えつつ・・・
ちょっとNHKのBS放送を回したら
たまたま映画「ビリギャル」をやっていたので
ついズルズルと観てしまったのだった。



ご存知の方もおられると思うが
学年一おバカな女子高生が一念発起で受験に挑戦し
わずか一年で偏差値を40も上げて
みごと慶應大学に現役合格するサクセス物語である。
確か実話をもとにした2015年の映画で
当時、痛快なストーリーが評判を呼んで大ヒットした。
主演はご覧の通り売り出し中の有村架純ちゃん。
茶髪で超ミニスカ姿のおバカ女子高生を見事に演じていた。
デビュー作の「阪急電車」以来の大ファンだが
とにかくその可愛さと初々しさがたまらず
オジサンはいい齢こいて鼻の下が伸びっぱなしであった。
笑いあり涙ありシリアスありのよく出来た話で
最初に映画館で観た時の感動そのままに
ウクライナのことなどすっかり忘れて感涙にむせんでいた。
ひたむきに努力すること、決して諦めないこと。
そんな人間の基本をあらためて教えてくれるような映画で
柄にもなく大いに襟を正したオジサンだった。
それにしても架純ちゃんの可愛らしさは特筆もので
うーん、いいなあ、ときめいちゃうなあ!
を思わず連発していた。

北帰行ロマン

2022年02月27日 | 日記
ラジオの天気予報が「北帰行の季節です」と言う。
ん、なに、北帰行・・・の季節??
北帰行と言えば小林旭の歌しか知らないオジサンは
聞き間違いかと一瞬、訝しく思ったのだが
話を聞いているうちに思い当たった。


北帰行とは冬の間に日本で越冬していた渡り鳥が
春が来て次々と繁殖地のシベリアなど北へ帰っていくことで
そのピークが今の季節だそうである。
そうそう、そうだった、それが「北帰行」の本来の意味だ。
ハクチョウやコハクチョウ、雁など
国内の沼や湖でひととき羽根を休めた渡り鳥たちが
一斉に北に向かって飛び立っていく。


時にはこんな風に無数で編隊飛行をすることもあって
北帰行の光景はこの季節の風物詩である。
確か季語にもなっていたような・・・
繁殖地で無事にヒナが生まれたら子連れで
また日本に渡って来るのだろうか。
ああ、いいなあ、ロマンだなあ
春も近いし、そろそろ俺も北を目指して旅立ちたいなあ。
などと久しぶりのボカボカ陽気にまどろみながら
上機嫌の昼下りであった。(笑)

プーチンの妄想

2022年02月25日 | 日記
ヒレ酒で酔っぱらっている間に
いきなり「戦争」が始まったので驚いてしまった。
ロシアのウクライナ侵攻である。
まさかそこまそこまではするまいと高をくくっていたのに
まさしく「電光石火」の早業だった。


ウクライナがどこにあるかもよく知らない。
ヨーロッパ有数の穀倉地帯だそうだ。
広大で肥沃な大地の真ん中をドニエプル川が流れ
麦の穂がさわさわと風にそよぐ美しい光景を
大昔に何かの映像で見た記憶がある。
その平和の大地に四方八方からミサイルを撃ち込み
ロシア軍の戦車が一気に攻め込んだと言う。
首都キエフも陥落寸前かすでに陥落したとニュースが言う。
当然のことながら多数の死傷者が出ている。
今どきこんな暴挙が許されていいのか?
武力による現状変更など絶対に認められないと
めずらしく怒りに震えてしまう。


暴挙の張本人はこの男である。
テレビで今回の所業の正当性をベラベラと喋っていたが
私には単なる「難くせ」としか聞こえなかった。
解説者によると彼はソ連崩壊当時はKGB(秘密警察)にいて
ロシア帝国の凋落を目の当たりにしたせいか
その栄光の復活を夢見て周到に準備してきたなどと言う。
バカバカしい!今どき何という時代錯誤!
それではナポレオンやヒトラーと同じではないのか!
そんな暴君が一国の大統領だなんて
他人事ながらロシア国民の不幸を思うばかりである。
こんな男に北方領土返還をお願いしても
叶うはずはないのである。


ヒレ酒に酔う

2022年02月25日 | 日記
もう、いつになったら春が来るのか・・・
北風がビュービュー吹きまくって
あまりに寒いので帰り道にちょっと途中下車です。
熱燗で温まろうという魂胆でしたが
メニューに思わぬものがあったので迷わず注文。


はい、フグの「ヒレ酒」です。
よくあぶったヒレに熱燗をトクトクと注ぎ
頃合いを見計らって蓋を開けると
独特のコクと風味がプーンと漂ってたまりませんねえ。
まさに五臓六腑に染みわたる味です。
ああ、血圧が、血糖値が・・・
ふりかかる懸念を強引に振り払ってキューとやると
ほどなく身体がポカポカと温まって来ました。
考えてみればフグを最初に食べた人も勇気がありますが
このヒレ酒という飲み方を発見した人も
よくぞ見つけて下さったと尊敬してしまいます。
大好きな玉子焼きをアテに二杯もお替りして
まことに至福のひとときでした。


産めないからだ

2022年02月23日 | 日記
私は何が嫌いかと言って
人を「優劣」で判断するのが大嫌いである。
何が優っているのか、どこが劣っているのかなんて
誰にも分らないし分かりたくもないと思う。
しかし、人間を優劣で差別する風潮は依然根強くあって
まことに唾棄すべきことではないかと思う。


東京新聞の一面には「強制不妊」の衝撃的な文字。
私も勉強不足でつい最近まで知らなかったが
かつて日本には信じられない非人道的で差別的な法律があって
知的障害や精神障害をもつ女性を中心に
遺伝を防ぐために国が強制的に不妊や中絶手術を行った。
健全な社会を築くためという美名のもと
国が率先して女性を子供が産めない体にするという
信じがたい法律で「優勢保護法」と呼ばれた。
これは誰が見ても明らかに憲法違反で
つい三十年ほど前まで法律の効力はあったと言う。
日本が恥ずべき非人権国家であった証である。
その後は裁判でも「違憲」の判断がされるようにはなったが
被害者の救済や補償にはずっと頬かむりであった。
なにせ古いことですからご勘弁を・・・という身勝手な理由だ。
ところが今回の大阪高裁の判決は
それまでの前例を覆して被害者への賠償命令を出した、
まことに画期的で喜ばしい英断である。
これが被害者救済の一歩になって欲しいものだが
さて、さて、聞き上手がウりの岸田総理はどうするのか
まさか控訴なんてことはないと思うが・・・