まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

野菜畑の夏

2018年07月31日 | 日記

味気ない団地暮らしですが
帰り道にちょっと足を延ばせば
まだまだ野菜畑が広がるのどかな風景が残ります。
近郊農家と言うのでしょうか。

真っ赤なトマトが食べ頃です。
夏野菜の代表選手とでも言ったらいいでしょうか。
この間、トマトの酸味を利かせた野菜スープをつくったら
滋味あふれるさわやかさで最高でした。
単純にトマトのスライスに軽く塩を振ってみても
ビールのアテにはピッタリですねえ。

おお、ナスビも大好きな野菜です。
焼きナスも煮物もいいですが味噌汁も捨てがたいですねえ。
もともとは「野菜は嫌い!」の大方針で
人生の大半をやって来ましたが
最近になって無性に体が野菜を欲するようになりました。
レタスもセロリも見るだけで
思わず「ウへッ!」という感じでしたが
今ではバリバリ食べてゼッコーチョーという感じです。
やっぱり年のせいでしょうか。
野菜に限らず食べ物の好みが大きく変わって来ました。

へえ、枝豆もまさに旬ですねえ。
枝豆と言えばビールと相場は決まっていますが
この間、枝豆の炊き込みご飯を食べたら
グリーンが鮮やかでほのかな甘みもあって美味しかったです。
夏の日盛りの中でたっぷり養分を蓄えて
これからますます夏野菜が美味しくなるシーズンです。
皆さん、夏野菜をドンドン食べましょう。
なんて料理番組の宣伝みたいになってしまいましたが。


台風一過

2018年07月30日 | 日記

台風一過の空です。
かつてない想定外の動きの台風で
大いに戸惑いましたがどこへ行ったのでしょうか。
まことに人騒がせな迷走台風でした・

台風が去った後は
想定通りの夏空が広がってホッと一安心。
激しい風雨が塵や芥をキレイに洗い流してくれたようです。
このみずみずしい緑は何の木でしょうか。
見上げているうちに京都への旅心が勃然とわいて来ました。
京都は「青もみじ」の季節ですね。

京都は秋の紅葉の名所ですが
この背節、夏の紅葉も捨てがたい風情なんです。
燃えるような紅い紅葉もいいけれど
緑が滴るような青い紅葉は爽やかで涼やかで
汗が一気にひいていく心地がします。

   そうだ、京都いこう!

なんて鉄道会社のCMのようなことを行ってみても
そういう訳には行きません。
今日も灼熱の東京で汗をかいて働かねばなりません。
皆さん、月曜日ですよ。(笑)

 


颱風ウォッチング

2018年07月29日 | 日記

仕事帰りにちょっと一杯やってしまいました。
まさに台風接近の真っただ中で
居酒屋はガラガラでしたが酒飲みは晴雨問わずです。
30分もしない間にフラフラでした。

帰り道にはもう千鳥足です。
雨はこれから降るのかもう上がったのか
それほどではありません。
そのかわり風がビュービューと吹いて
ただでさおぼつか無い足取りがさらにフラフラです。

虎落笛は確か冬の季語ですが
あれに似たヒューヒューと風音が激しく聞こえて
それにまじって蝉時雨がうるさいほどです。
子供の頃から台風は大好きで
天気が大きく変わるときはワクワクしたものです。

バスはどうやら平常運行のようです。
傘をさしている人もいますが
自転車の人、カッパを着込んだ人、それぞれです。



ひときわ明るい建物は
団地内にある地域の児童館ですねえ。
さすがに人はいないかと思いきや
下の部屋ではどうやら奥さん方がタップの練習中。
カルチャーセンターでしょうか。
この台風の中でタップの練習とは見上げた根性です。

仲のよさそうな親子連れが追い越していきました。
父親の手を握った子供がしきりに・・・

  ねえ、ねえ、ちょっだけ遊んでいかない?

台風で気分がハイになっているようです。
ムニャムニャと誤魔化しながら家路を急ぐお父さん。
ああ、台風の日もいいもんだなあ
などと、ついつい子供の頃を思い出していました。



夏の便りがとどく

2018年07月28日 | 日記

夏の便りが届きました。
封書の手紙など本当に久しぶりのような気がします。
旧友からの暑中見舞いでした。

旧友などと親し気に言っていますが
Tさんは大阪のテレビ局の局長という偉いさんです。
もともとは報道局のプロデューサーで
彼とは思い出深い仕事を数多くこなして来ました。
阪神淡路大震災の折にはともにドキュメンタリー番組を制作しました。
報道マンらしい鋭い嗅覚と誠実な取材態度には
一目も二目も置いていて、私が最も信頼するテレビマンです。

朝顔をあしらった便せんには
Tさんらしい誠実な文字で暑中見舞いの文字が綴られ
8月に仕事で上京する折にはぜひ暑気払いの一席を設けたいと
その日程の都合を問うものでした。
うーん、うれしいですねえ。
暑気払いの誘いならメール一本で済むところを
それをわざわざ手紙で伝えてくるのがいかにも彼らしいてすねえ。

私もさっそく手紙で返事を書きました。
とは言っても、私もメール一本でやりとりしているクチなので
いざ手紙を書こうと思っても意識するせいか
書き損じばかりで便せんを7、8枚も使ってしまいました。
うーん、手紙を書くのも大変です。(笑)
でも、このご時世に手紙のやり取りというのも
なかなか風雅でいいものですねえ。
手紙というのは現代ではまさしく廃れ行く文化ではありますが
メールではなく誰かに手紙を書くという行為は
人間を確実に豊かにすると思いますねえ。

ちなみに私の返事は・・・
暑気払いのお誘いに都合もへったくれもありません。
万難を排してはせ参じます!
というものでした。
金釘文字だらけの悪筆で恥ずかしかったです。

 


65歳の風景

2018年07月27日 | 日記

昨日は私の誕生日でした。
年齢はあまり言いたくありませんが
65歳になりました。
堂々たる高齢者の仲間入りでしょうか。

誕生日に特別な感慨はありません。
いつもの恒例で家族で近くの回転寿司に出かけて
美味しい寿司を腹いっぱい食べました。
ちろろん生ビールも飲みました。
ビールの味にもとくに変わったところはなかったです。
誕生日プレゼントに前から欲しかった
オシャレでれでカッコいいリュックサックをもらいました。
家人と息子が一緒に買いに行ってくれたそうです。
大いに感謝しつつ・・・
今日からさっそく背負って仕事にいきたいと思います。
大ぶりのご飯茶碗とコーヒーカップ。
それに夏用の上等な肌着も併せて頂きました。
実質本位の誕生日プレゼントでした。

65歳という年齢は一つの区切りかも知れません。
当たり前のことですが
これからはすべての年齢が未知の領域で
どんな風景が見えて来るのか大いに楽しみでもあります。
平家物語の平知盛は「見るべほどのことは見つ」
と言って自害して果てたそうですが
悟りとは無縁の私はこの年になっても見えていないことばかりで
これからどんな風景が見えて来るのか
それを考えるとワクワクするような心持ちになります。
人生は夕方から楽しくなる、ではありませんが
人生はこれからが面白いのかも知れません。
65歳の風景は何色なのか・・・