まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

無観客のダービー馬

2020年05月31日 | 日記
競馬の祭典ダービーだった。
最近は馬券を買うこともめったになくなったが
この季節になるとやはりソワソワする。
今年はコロナの影響で「無観客競馬」という異常事態だったが
それでも興奮でイレ込み状態だった。(笑)



圧倒的な一番人気は5番のコントレイルだった。
皐月賞で追いすがるサリオスを力でねじ伏せた脚力は本物で
ダービーでサリオスの逆転があるのかが注目だった。
今は亡きディープインパクト産駒の最高傑作との誉れが高く
よほどのアクシデントがなければ・・・
と思いつつ二日酔いのままでレース実況に見とれた。



レース結果は力通りだった。
必死で追い込むサリオスとの着差をさらに広げて
一着でゴールインしたのはやはり本命のコントレイルだった。
大波乱のダービーも面白いが
強い馬が当たり前のように勝つダービーも面白い。
大歓声のないダービーはやはり寂しいが
余計な雑音や騒ぎもなく馬がレースに集中出来るのは幸いで
力通りの結果にホッとする思いだった。
無観客のスタンドに向かって一礼をした福永騎手の笑顔に
ちょっとジーンとしてしまった。


ブルーインパルスの記憶

2020年05月30日 | 日記
ジェット戦闘機が都内上空に飛来。
凄まじい轟音に思わず腰を抜かしそうになりました。
すわ戦争か!と一瞬、身構えましたが
見事な編隊飛行にやっと何かのイベントだと納得。
富士山を撮ろうとたまたまマンションの屋上に上がった時でした。



正体がブルーインパルスだと知ったのは
後になってからからでした。
誰の発案かコロナ禍と戦う医療従事者たちに
敬意と感謝を示そうというデモンストレーションとか。
いやあ、ちっとも知りませんでした。
およそ半世紀ぶりのブルーインパルスとの再会でしょうか。
当時、小学生だった私は名古屋市内の
とある肢体不自由児施設で入院治療中の身でしたが
軽度の患者だったのが幸運で
施設を代表して東京オリンピックの開会式に招待されたのです。
忘れもしません1964年のことです。
生まれて初めて乗る新幹線、初めて見る大都会東京の街。
見るものすべてがめずらしく
鼻たれ小学生はひたすら目を丸くしてしていました。
その開会式で目にしたのがブルーインパルスの勇姿でした。
驚くほどの低空飛行でスタジアムの上に現れ
見事な編隊飛行であざやかに五輪マークを描くと
アッという間に視界から去って行った五機のジェット機たち。
鼻たれ小僧は爺さんの年になりましたが
あの時の鮮烈な記憶は
今でもアリアリと記憶に残っています。








ドクダミ咲いて夏となる

2020年05月29日 | 日記
公園の陸橋下の木陰に
ドクダミの花が一面に咲いていました。
この花を見ると、ああ、鬱陶しい梅雨がくるなあ・・・
いよいよ夏だなあ・・・と思ってしまいます。
汗ばんだマスクなど放り出したくなってしまいますねえ。



ドクダミはつねに「日陰者」です。
ジメジメした暗がりやトイレの脇などの不浄な場所に
これでもかというぐらい繁茂しています。
島根県のわが実家でも庭にドクダミが咲いていましたが
家族は「便所草」などと呼んでいました。
もちろんまだ戸外にトイレがあった大昔のことですが・・・
ドクダミという名前の響きのせいか
どうも「嫌われ者」「厄介者」というイメージが強いですねえ。
ドクが毒を連想させるのでしょうかねえ。



でも、白くて可愛らしい花です。
むしろ「清浄」というイメージが強い花でしょうか。
いわれなき差別や偏見に耐えながら健気に咲いています。
毒があるというのはまったくの誤解で
ドクダミの葉っぱを煎じたお茶は「ドクダミ茶」とか言って
健康志向の人に大変重宝がられています。
最近はネットでの誹謗中傷や個人攻撃が凄まじいようで
それを苦にした若者が不幸にも自殺したり
医療従事者が窮地に追い込まれたりすることが多いとか。
コロナの閉塞感からか「自粛警察」なんてイヤな言葉が流行ったりと
際限のない状態に本当に心が痛みますねえ。
どうも世の中全体が「人を責める」モードに入っていますが
ネットでの「政権批判」と思い込みの「誹謗中傷」は
まったく別物なんですよ!



鵜(う)が悲しい

2020年05月28日 | 日記
公園の池の前を通りかかると・・・
木立のてっぺんで何かの鳥が羽を休めていました。
おお、この形状は「鵜(う)」ですねえ。
羽を休めているのではなく首をキョロキョロさせながら
ぬかりなく獲物を狙っているのでしょう。
 


世の中を睥睨(へいげい)しているといった図でしょうか。
最近、人間世界はえらい騒ぎになっているなあ・・・
とでも言っているのかも知れません。
それにしても鵜というのは哀しくて不憫な生き物ですねえ。
別に本人は気にしていないようですが
名前が「う」の一文字だけではいかにも寂しすぎて涙がでます。
同様に「蚊(か)」なんかもそうですね。
命名者はもう少し何とかならなかったのでしょうか。
人に「君の名前は?」と聞かれても
ハイ、「う」と申しますなんて・・・とても恥ずかしくて言えません。
中国では鵜はペリカンのことだそうですが
そのほぅが余程いいですねえ。
昔、三重県の津市という町に電車で行ったことがありますが
車掌さんが駅名を呼ぶのに「つ~、つ~」と
間延びしてとても言いにくそうだったのを思い出します。
あの駅名も改良の余地があると思いますねえ。

そんなバカなことを考えていると
鵜は餌を見つけたようでどこかへ飛んで行きました。
名前はまったく気にしていないようでした。


小泉今日子のツイッター

2020年05月27日 | 日記
Facebookをつらつら眺めていたら
日刊「ゲンダイ」の紙面がツイートされていた。
夕刊フジの競馬欄は時々読むが
残念ながらゲンダイはめったに読むことがない。
なかなか骨っぽい記事が多く個人的には好きなのだが・・・



例の黒川某の退職金問題を取り上げて
あれは安倍内閣の「口止め料」ではなかったのかと
かなり大胆に報じている。
なるほどなあ、安倍総理ならやりかねないなあと思ってしまう。
紙面の大見出しには「8,24退陣」などと
安倍内閣の総辞職の日程まで予想する念の入れようである。
確かにここに来ての支持率の急降下は危険水域で
そろそろかなあと思ってしまう。
紙面の左隅には歌手の小泉今日子の写真を載せて
政権批判ツイート連発などとある。
私はツイッターはやらないので詳しくは知らないのだが
なかなか意気軒昂でいいじゃないかとも思う。



その小泉今日子のツイートすぐに回って来た。
ご存じ80年代を代表するアイドルで
キョンキョンの愛称で親しまれた可愛らしさは健在である。
そのキョンキョンも50歳を過ぎて
アイドルから一人の人間として成長するのは当たり前である。
芸能人の政治的発言はとかく批判されがちで
ファンは「そんな人だとは思わなかった」などとガッカリしたりするが
まったくナンセンスで芸能人だって生身の人間である。

このツイートはおそらく安倍総理の虚言癖を批判したものだろうが
ちょっと人間の見かたが甘いねえ・・・
キョンキョンはおそらく性善説から言っていると思うが
相手は「息するようにウソをつく」と言われる虚言の達人だよ。
政治家だって人間だもの・・・
ウソをつくなんて屁とも思わぬ人間もいるんだなあ。(笑)