まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

メタセコイアが散る

2020年11月30日 | 日記
公園のメタセコイアの並木が
最近の冷え込みで急速に色づいて来ました。
赤さび色の独特の紅葉です。
カエデやイチョウの葉があらかた散ってしまった後
一番おくれて紅葉が始まります。


メタセコイアの紅葉が始まると冬の到来を感じます。
確か子供の頃に読んだ植物図鑑には
メタセコイアは「生きる化石」と書いてありました。
何万年も前の太古の昔から
この味わい深い紅葉をくり返して来たのでしょうか。
恐竜たちが次々と絶滅していく中で
その神秘の生命力は荘厳ですらありますねえ。



昨日は北風が強い日だったせいか
木立の中を歩くと落ち葉が間断なく降って来ます。
こうやって見るとメタセコイアが
広葉樹ではなく「針葉樹」であることがよくわかります。
ギザギザの葉っぱにイチョウの葉やサザンカの花びらも混じって
ちょっとした「吹き寄せ」のようですね。

  冬枯れて メタセコイアの 降りしきる (杉作)

今日も寒い一日になりそうですね。

コロナの冬

2020年11月28日 | 日記
いつもの新聞ではなく
お弁当のお供は「週刊文春」だった。
亡くなった和田誠さんの追悼イラストは今も続いていて
「表紙はうたう」の図柄は冬の星座だった。
冬の星座と言えばオリオン座だが・・・


イラストはうさぎ座とはと座だった。
あまり有名ではないけれど
うさぎ座はオリオン座の足元にいて
はと座はさらにその下。
オリーブの葉をくわえて飛んでいるらしい。
都会ではなかなか星座を見るチャンスがないけれど
空気が澄んだ冬の夜
満天の星座を見上げるのもいいものだと思う。



文春の特集記事は「冬コロナ襲来」である。
乾燥した冬場はコロナウイルスが猛威をふるうらしいが
最近の感染拡大ぶりを見ると末恐ろしくなってくる。
いったいいつになったら歯止めがかかるのか・・・
政府の無策ぶりにも呆れるばかりだ。
専門家会議の尾身会長だったか
あの人、本当に専門家なのかと心配になって来る。
やれ「瀬戸際」だの「正念場」だの「褌を締めなおす」だの
およそ科学者らしからぬ根性論ばかりで
大丈夫かいなと心底思ってしまう。
パンケーキおじさん改め「GoToおじさん」の菅総理。
よほどGoToを続けたいらしい。
最近は記者会見すら嫌がるひきこもりぶりで
突如「静かなマスク会食を・・」などと
保健所の衛生指導のようなことを言い出して呆れさせる。
一国のトップがわさわざ言うようなことか!
と冗談半分に言っているうちはいいが
冗談では済まない事態が刻々と迫っているような気がする。


お濠端の紅葉

2020年11月27日 | 日記
皇居のお濠端に来ました。
ここを歩くのも久しぶりです。
とくに用事があったという訳ではなくて
単に通過しただけなのですが
都内でも一番のお気に入りスポットかも知れません。


お濠端の桜も紅葉のピークを過ぎて
次々散り積もって枯れ葉の絨毯といったところです。
意外なほどポカポカ陽気のせいか
皆さんマスクを外してひとときの解放感ですね。
最初は恋人どうしかと思ったのですが
距離の取り方が微妙ですねえ。


こちらはどこかの作業員の皆さん。
ユニフォームの色が違うので別の会社でしょうか。
こちらもマスクを外して談笑中でした。
そうそう皇居と言えば・・・
来年は新年の一般参賀も残念ながら中止とか。
結局、コロナも年を越すのですねえ。



おお、皇居ランナーも健在ですねえ。
このご時世でも走り続けるなんて
立派と言うしかありません。
でも、やっぱりマスクはした方がいいと思いますよ。
以上、皇居前からの中継でした。(笑)


いよいよ・・・

2020年11月25日 | 日記
という思いがないわけではない。
むしろ遅きに失したという気持ちの方が強い。
しかも、検察が自らすすんで捜査に乗り出したのではなく
訴状を受けて仕方なく腰を上げたというのが実情で
それにも大いに不満は残るのだが・・・



例の「桜を見る会」の問題である。
その前夜祭に地元・山口県の支援者たちを東京に招き
高級ホテルで夕食会を催していた安倍前首相。
以前からその公私混同ぶりが指摘され
公職選挙法や政治資金規正法に違反ではないかとの批判に対し
安倍前首相は知らぬ存ぜぬの一点張り。
会は5000円の会費制だった・・・
事務所が補填したこともないし領収書もない・・・
あくまでも疑惑を否定し続けたが
ここに来てその領収書が飛び出して来て
安倍事務所が800万円以上を補填していたことが明らかに。
これが事実ならば大問題である。



検察がどこまで本気なのかは疑問だ。
黒川検事長問題などで地に落ちたその信頼と威信を
つねに政権に忖度し続けて来た検察不審を
どこまで取り戻せるかが焦点だと思う。
前首相は「秘書が勝手にしたこと」「私は知らなかった」と
あくまでもトボけてシラを切るのだろうが
そんなことを許してはならない。
これまで星の数ほど虚偽答弁を繰り返して来た安倍さんを
それを平気な顔で弁護してきた菅さんを
追い詰めて欲しいと思うのである。
いよいよ・・・と思いたい。


乱暴狼藉

2020年11月25日 | 日記
誰もいない公園です。
鉄棒もブランコも忘れ去られたように
ひっそりと息をひそめています。
寂しいような静寂の光景ですがなぜか私の心は
ウキウキと弾んで来ます。



ケヤキの大木の根元に
落ち葉が一面に降り積もっています。
ああ、掃除が大変だろうなあ・・・
と思いつつも降り積もった落ち葉の上を力強く
ちょっと乱暴に踏みしだいて歩くのが
この季節の快感なのです。
いい齢こいたオジサンが何を言っているのか
笑われるかも知れませんが
子供の頃からの癖ですから仕方ありません。
ガサガサ、カサカサ、シャカシャカ・・・
踏みしめるたびに葉っぱが音を立てて悲鳴を上げます。
征服欲なのか破壊願望なのか・・・
ひとしきり乱暴狼藉をくりかえすと気分もスッキリし
オジサンは何事もなかったように
素知らぬ顔でその場を立ち去るのです。
とても人に見せられる所業ではありません。(笑)