投票日です。

柿食えば・・・

法隆寺の鐘が鳴りますが
まるまると太った美味そうな柿を見ると
思わずお腹も鳴ってしまいます。
それにしても色といい形といい立派な富裕柿で
まさに秋の味覚の王様ですねえ。

亡くなった母の大好物でした。
葬儀でもお棺の中にわざわざ柿の実を入れるほどでした。
そんな母の影響なのかどうかわかりませんが
私もいつの頃からか好物になって
この季節、お弁当のフルーツは決まって柿です。
飽きの来ない甘さがたまりません。
母は中途失明者で目が見えませんでしたが
柿の実が色づく頃になると庭の柿を自分の手で触って
嬉しそうに手のひらにのせていました。

　　柿食えば　母を思い出す　投票日　（杉作）

明日はハロウィンではなく大事な投票日です。
選挙の日には亡き父に手を引かれて
必ず近くの投票所に出かけていた母の姿を思い出します。
目は見えなくても視野の広い母でした。

アベノマスク

あの悪評ふんぷんだったアベノマスクが
呆れるほど小さくて、虫だらけで、不潔なアベノマスクが
倉庫にまだ８２００万枚も残っていて
誰も引き取り手のないまま不良在庫になっていると言う。

保管量だけで年間６億円もかかるらしい。

毎日新聞のスクープだったか・・・
記者会見に立った官房副長官もほぼ事実を認めている。
呆れてモノも言えないとはこのことで
誰も責任を取らない政治の現実を見る思いだった。
株価だけ上がって格差を広げたアベノミクスも失敗だったが
このアベノマスクも大失敗だったわけである。
すべてか思いつきで、人気取りで。無責任で、国民不在の政治。
こんな自民党政治には鉄槌を下さねば！と思う。

わが家にも届いた貧相なアベノマスクも
もうどこかに消えてしまった。

新そばを食った！

新米・新酒・新ジャガ・・・
秋が深まるといろいろなものが美味しくなって
幸せな気分になって来ますねえ。
馬も肥えますが人間だってついつい食べ過ぎて
幸せ太りになってしまいます。

東中野のそば割烹「睦」です。
念願かなって香り高い「新そば」をいただきました。
以前に来た時はまだ季節ではなかったのですが
今回は運よくドンビシャリでした。

注文したのは我が郷里の出雲そばを思わせる田舎そば。

ちょっと黒っぽいのが粗挽きの特徴で
ズルズルと啜るたびに蕎麦の香りが鼻腔に広がります。
ああ、幸せだなあ・・・

ついでと言うか、当然と言うか、勢いと言うか
付き物で日本酒もいただきました。
昨夜はそれほど寒くはなかったので冷酒を一本。
そば屋で日本酒を飲むのが「通の酒飲み」と言われますが
まことに五臓六腑にしみわたる味でした。

ああ、幸せだなあ・・・

酒の肴は焼きギンナン。
公園でバラバラと落果して臭いを放っているのは見ましたが
食べるのは今年初めてで初ギンナンでした。
うーん、初物づくしで幸せだなあ・・・
緊急事態解除に感謝、時短解除に感謝の夜でした。

結婚会見

テレビのニュースでチラリと見ただけだが
うーん、芯の強い人だなあというのが第一印象だった。
口さがない世間に正面から挑むような
決然とした言葉の数々が痛々しいように映った。
ああ、ここまで追い込んでしまったのは誰なのかとも思った。

眞子様・小室さんの結婚会見。

日本人の皇室に対する特殊なメンタリティは分かるが
お二人には数多くの誹謗中傷があったと聞く。
いかにネット社会とは言いながら
中には聞くに堪えないような批判や罵詈雑言もあったようで
どうしてここまで・・・と暗澹たる思いだった。
言葉の暴力がここまで日常化すると
皇室に限らず日本はどうなってしまうのかと心配になる。
そうした騒ぎを逃れて二人はＮＹに旅立つ。
誹謗中傷はむまだまだ続くし
実生活もこれからの方が苦労が多いに違いない。
どうか幸せになって欲しいと思うが
果たしてどうなのだろう。