まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

虫すだく

2023年08月30日 | 日記

もう夏休みも終わりである。
それなのに今日もまた猛暑日に熱帯夜。
今年の夏はいったいどうなってるんだと嘆きたくなる。
ところが嘆きつつ仕事に行こうと階段を下りると
自転車置き場の草むらですずやかな虫の声。
そうかそうか、秋は来ているのだなと嬉しくなって来た。

昨日はベランダの網戸にセミがやってきた。
「ツクツクホウシ鳴く新学期始はじまれり」なんて句があったが
こいつはツクツク法師ではなくアブラゼミのようだ。
猛暑日の日盛りも蒸し暑い熱帯夜もカップルを求めて鳴きづめに鳴いて
彼は首尾よくパートナーに出逢えたのだろうか。
この分だとまだかも知れないなあ・・・
思わず「セミの一生」」などとという言葉が浮かんで瞑目する。
秋の虫も鳴き始めたから夏ももう終わりである。
そう思えばこの猛暑日も「名残り」のように思えて来る。
もうふと少しである、そう思いたい。(笑)


交尾の季節

2023年08月26日 | 日記
夏休みも残りわずか、もう新学期が始まった学校もあるらしい。
だからでもないが図書館で久しぶりに本を借りて来た。
岩波科学ライブラリーの中に並んでいたこの本。
自然科学系の本を借りることなどめったにないのだが
面白くて夢中で読んでしまった。
 


タイトルは「昆虫の交尾は味わい深い」である。
公園を歩いているとごくたまに
昆虫たちの交尾の瞬間を目撃することはあるが
何やら気恥ずかしいような気がしてつい直視するのがはばかられる。
それを「味わい深い」と感じたことなど一度もなかったが
研究者である著者は徹底した観察と実験を通して
昆虫の交尾という奇想天外で摩訶不思議な世界の謎を
長年見続け来た結論が「味わい深い」なのである。
交尾とは言うまでもなくオスとメスのセックスことで
種の保存には欠かすことのできない行為である。
昆虫は世界に1000万種とも言われ
それぞれが独自の進化と種の保存方法を持っていて
交尾のスタイルも千差万別である。
本にはさまざまな写真やイラストも掲載されているが
そのリアルであられもない姿態が
あまりに刺激的過ぎてとても見せられないのが残念である。
いずれにしても交尾をめぐるオスとメスの攻防は
実に凄まじいものがあって圧倒されてしまう。
オスがメスを求めメスがオスを誘う行為は永遠不変の真理で
人間世界の男女も全く同じだなと痛感した。
そして交尾の主導権はつねにメスにあって
うーん、それも人間世界の真理だなあと感服してしまった。
公園もそろそろ交尾の季節である。
 

ドングリな秋

2023年08月24日 | 日記

汗を拭き拭き帰り道を歩いていると・・・
前方の木立の間にドングリが顔を覗かせていました。
連日の猛暑日にウンザリしながらも
暦の上ではもうとっくに立秋も過ぎていますから
秋は確実に近づいているのですねえ。

よく見ればまだまだ青いドングリです。
人間に例えると「青二才」と言ったところでしょうか。
経験の浅い若者をよく青二才とか言いますねえ。
この青二才が何を言うか!とか
まだ青二才の私ですが・・などと言います、
私も若い頃はよく言われたものです。
時ながれ星めぐり分別臭い爺さんになったいまも
あんまり変わってませんねえ。
物事を知らないし経験がちっとも身につかないし
うーん、どうしようもありません。(笑)

  ドングリを 見つけて嬉し 古希の夏 (杉作)

かつての青二才も古希になりました。

 


水には流せん!

2023年08月22日 | 日記

日本には昔から「水に流す」という言葉があります。
古き良き和解の精神とでも言うのか。
いろいろあったけどとりあえずここは水に流して・・・
といって手を握り合うあの先人の知恵です。
それ自体は古き良き「美徳の精神」ではありますが。

ご存じ福島第一原発ををめぐる処理水の問題です。
政府は昨日、漁業関係者との会合で24日にも海洋投棄を決めました。
理解を得るためにはいかなる処分もしない・・・
と約束していたのにそれを一方的に反故にするような決定です。
最近こうした結論ありきの強引なやり方ばかりが目立つ岸田内閣ですが
本当にl理解が得られたのか、風評被害は大丈夫なのか。
私にはとてもとてもそうは思えません。
一旦海上投機を始めれば30年は続くと言う長い期間ですし
いくら水で薄めても汚染範囲は逆に広がるばかりです。
まさしく「水には流せない」大問題です。

政府はこれ以上タンクを増やすのはう限界だと言いますが。
よく見ればまだまだスぺースはあります。
この土地にタンクを増設すればまだまだ汚染水を貯められます。
それで時間稼ぎをしている間に廃炉への道筋を明確にし
日本中のあらゆる科学技術を結集し
原発の後処理に全力を傾けて欲しい思うのです。
間違っても安易に「水に流す」だけはやめてもらいたいと思います。


レバニラで喝!

2023年08月20日 | 日記

今日も今日とてまた猛暑日なり。
ちょっと買い物に出ようと思って外に出てとたん
あまりの陽射しの強さにクラクラと倒れそうになる始末でした。
もう外に出るのはやめてお昼はソーメンにでも・・・
とは思ったもののオンネと建前は裏腹で
押さえがたい「食欲」はどうすることも出来ませんでした。
結果はこの通り・・・



暑さにめげず堂々たるレバニラ定食です。
レバニラかニラレバかは食べるたびに迷うのですが
夏バテ解消にはこれが一番というのは私の長年の経験で
どうだどうだ文句あっか!と言いつつ完食でした。
最近はどうも食欲が希薄で我ながら体重減少(?)を案じていましたが
そんな夏バテ気味の食欲体たらくに
久しぶりにレジニラ定食でがガツンと喝を入れてやりました。
レバーとニラの独特の風味にシャキシャキとしたもやしの食感が加わって
猛暑日何するものぞ矢でも鉄砲でも持って来い!
とすっかり食欲回復でした。