まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

大晦日

2022年12月31日 | 日記

大晦日です。
いろいろあった一年ですが
泣いても笑っても今日一日となりました。
ゆく年くる年に思いをはせながら万感をかみしめています。

今年最後の一枚は写真ではなく
東山魁夷画伯の名作『年暮る』です。
ハイ、去年も一昨年もすっかりお馴染みの絵です。
懐かしい京都・四条界隈の町屋風景です。
そう言えば先日も京都の街はうっすらと雪化粧でしたねえ。
学生時代をすごした街だけに
この年になっても抜きがたい郷愁を覚えますねえ。
もうこんな風景はどこにもありません。

ブログの読者の皆さんには今年もお世話になりました。
こんな辺境のブログに飽きもせずによくよく通って下さいました。
ただただお礼の言葉しかありません。
来年もまたよろしく・・・
と言いたいところですが、来年のことを言うと鬼が笑います。
とりあえず一年のご愛顧に心からの感謝を申し上げます。
どうかよいお年を・・・

 


故郷が遠くなる

2022年12月27日 | 日記

いよいよ今年も押し詰まって来た。
ヤボ用あって仕事帰りに都内・日本橋へ。
用事を済ませた後に思い立って東京駅から電車に乗った。
冬休みに入ったせいか恐ろしく人が多い。
観光客にまじって故郷へ向かう帰省客の姿が目立つ。

そんな人混みの中を歩きながら
そう言えば田舎へもしばらく帰っていないなあと
突如、里心が芽生えてしまった。
もうかれこれ七、八年、十年近にもなるだろうか。
日々に追われている間に故郷がドンドン遠くなってしまった。
親父もオフクロもすでに亡くなったが
実家を継いだ弟夫婦が元気で故郷を守ってくれている。
ああ、みんなどうしているかなあ・・・

里心ならぬ旅心に誘われて駅弁を買ってしまった。
鮭好きの家人には「鮭はらこ」弁当。
魚介類に目がない息子には「北海うまいもん」弁当。
私は東京駅限定の豪華「東京弁当」だ。
それぞれつかの間の「旅心」を味わいながら
しみじみ美味しく頂いた。
ああ、たまには故郷へ帰りたいなあ・・・


コゲラ鳴いて

2022年12月25日 | 日記

いつもの公園散歩。
この季節は写真に撮るような花も少なく
寒いしそろそろ帰ろうかとと思っていた矢先に
突如「ギーギー」と軋むような異音が。
あれれ、この音はひょっとして・・・
聞き覚えのある音にピンと来て慌てて周囲を見回すと。

思った通りコゲラの鳴き声でした。
枯れたメタセコイアの幹をヒョコヒョコ飛び回りながら
木の皮を突いては虫などを捕食中です。
錆びた自転車のブレーキ音とでも言うのでしょうか
「キギーギギー」と独特の鳴き声を発しながら
忙しく動き回っています。
縦じまならぬ横縞のタイガース(阪神)文様は見るからに愛嬌豊かで
日本では一番小型のキツツキとして知られています。
お前が鳴くと決まって年の瀬を感じるなあ・・・
今年も成績がイマイチだったタイガースの無念を思いながら
さんなことを呟いて見ます。


年末寒波

2022年12月24日 | 日記

見上げる公園の木々も
すっかり枯れ果てて丸裸同然です。
おまけに北風がヒューヒューと吹き荒れて
凍りつくような一日でしたねえ。
見るからに寒々としたクリスマス寒波の空です。

東北地方は死者さえ出る大雪とか。
連日、雪かきや雪下ろしに追われる人々を見ているだけで
震え上がるばかりで「ああ、俺には無理だなあ」と
情けないため息をついてしまいます。
何のお手伝いも出来ませんが
どうかお気をつけて下さいと祈るばかりです。
そんな大雪の中で嬉しそうに飛び回る
秋田犬の元気な姿が印象的でした。


Xmasムード

2022年12月23日 | 日記

国境の長いトンネルを抜けると雪国だった・・・
東北地方の大雪のニュースを見ながら
なぜか文豪のそんな小説の書き出しを思い出していました。
雪国の暮らしは雪との戦いなんだなあと
あらためて思いを巡らせながらの帰宅でした。

地下鉄の長いエスカレーターを抜けると別世界だった・・・
日々の暮らしに追われてXmasどころではありませんでしたが
世の中はこんなことになっていました。
公園のイチョウ並木を飾る華やかなイルミネーション。
渋谷や六本木に比べたらいささか地味ですが
これはこれでシンプルでなかなか味わい深いものがあります。
でも、電気のない暮らしを耐えるウクライナをの
厳しい冬を思わずにはおられません。

団地の中の通りを歩くとXmasムード満点でした。
一般家庭のイルミネーションなんて
近頃はめったに見かけませんがまだまだいるんですねえ。
確か「節電要請」も出ていたような・・・
うーん、この際そんな野暮は言うまいと思いながら
つかのま心なごむひとときでした。