まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

GW突入です

2021年04月30日 | 日記
ゴールデンウィーク初日です。
祝日に雨降りも重なってさすがに人出は少なく
地下鉄の車内もガラガラでした。
この時間帯(午前6時台)の乗客を見渡すと
エッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちが圧倒的です。


車内でラジオを聴いていると
この大型連休にどこかへお出かけの予定はありますか?
なんてアンケートをメールで募集していました。
緊急事態宣言下ですから当然そんな人も少ないかと思いきや
意外に外出予定の人が多くて驚きました。
その中で「家族で実家の田植えの手伝いに帰ります」という
東北出身の男性のメールが印象的でした。
実家の両親がもう高齢で田植え作業も無理になったため
奥さんや娘さんも一緒に帰省予定だとか。
もう田植えの季節かと思いつつ
県外ナンバーを気にして深夜に車を走らすという家族の
仲のいい笑顔が浮かんで来るようでした。


山手線の車内も座れるほど空いています。
いつもは早朝から肩が触れ合うほどの混みようなのに
こんなガラガラの山手線は初めてです。
「連休中もハローワークに通います」というリスナーもいました。
コロナ不況で勤め先が倒産した男性でした。
レジャーに出かける人がいる反面
生きるために必死で職探しに明け暮れる連休もあります。
男性の職種は「旅行業」でした。


ツバメ飛ぶ!

2021年04月29日 | 日記
目の前をサーッとよぎるものがある。
ん?と思いつつボケラ~とベランダの外を見ていると
また何かの黒い物体が猛スピードで急降下。
写真家(?)のかなしい性で反射的にカメラを出して
空中に向かって身構えていた。


正体は薄曇りの空を飛翔するツバメだった。
そうか、今年もまたツバメが飛ぶ季節になったかと
なにやら旧友にでも再会した気分。
とにかく動きが素早いからカメラでは追いきれない。
大空を縦横無尽に駆けめぐっては
一時も動きを止めるということがないのである。
このコロナ禍にもかかわらず・・・
人間は三度目の緊急事態宣言にゲンナリなのに・・・
何とも屈託のない俊敏さだと感心する。



一瞬、見失ったと思っていたら
マンションの壁の横からいきなり急上昇。
目の前を猛スピードで横切ったから驚いてしまった。
ツバメが低く飛ぶと雨が近い
などと何かの本で読んだことがあるが
ただしく今日は朝から雨である。
祝日だそうだが何の祝日だったか思い出せない。
思い出せないまま仕事に出かける。


五反田の空

2021年04月28日 | 日記
空を見上げるのが好きだ。
下を見て歩いても何も落ちていないから
仕方なく空を見上げる。
空を見たって何かが降って来るわけではないけれど
気分だけは晴れ晴れとする。


五反田で働くようになってからもう3年である。
五反田暮らしもすっかり慣れた気がする。
マンションの屋上から富士山が見えるのには感動した。
以来、富士山に向かって合掌するのが日課になった。
深々と最敬礼して思い切り深呼吸する。
今日も一日頑張ろうという気になるし、ならない日もある。
もうゴールデンウィークだと言うのに
山頂はまだスッポリと雪をかぶって神々しく聳えている。
前に建つタワマンがちょっと邪魔で
何とかしてくれないものかといつも思っている。(笑)


夕方近くになると飛行機が次々と降下して来る。
羽田が近いから高度はかなり低い。
周囲を圧する凄まじい轟音にまた空を見上げる。
そう言えば飛行機にもしばらく乗っていないよなあ・・・
航空業界も相変わらずの苦境だが
お客さんは果たして乗っているのだろうか・・・
などと心配したりする。
そんな愚にもつかないことを考えながら
五反田の空を見上げている。


神田川コロナに死す

2021年04月26日 | 日記
料理研究家の神田川さんが亡くなった。
新型コロナウイルスに感染しての急死だったと言う。
思いがけぬ突然の訃報に言葉もない。
持病の心臓病で体調を悪くされていたとは聞いていたが
最近まで元気でお店に立たれていたのに・・・


何度もテレビ番組でご一緒した。
とくに大阪の夏の風物詩である「天神祭」生中継では
神田川さんが腕をふるった季節のハモ料理で
花火を楽しむのが番組の恒例だった。
料理研究家と言うより「なだ万」で叩き上げた生粋の料理人で
華麗な包丁さばきには思わず目を見張ったものだ。
とにかくサービス精神旺盛な人で
お得意のダジャレでいつもスタッフを笑わせながら
採算度外視(?)の素晴らしい料理で番組を盛り上げていただいた。
ご自身が経営する北新地の割烹「神田川」にも
打ち合わせを兼ねて何度も訪れた。
いつものユニフォームと気さくな笑顔で迎えて下さり
打ち合わせと称して自慢料理を味わうのが
何よりの楽しみであり役得でもあった。
あの笑顔も豪快な笑い声も、もう聞かれないと思うと
やはり寂しさが尽きない。


笛吹けど踊らず

2021年04月26日 | 日記
季節はずれの入道雲。
こりゃ一雨あるなと身構えたのに
ウンでもスンでもなくて音沙汰なしのままでした。
天気予報は午後から雷雨なんて言っていたのに
完全にアテはずれた格好でした。


緊急事態宣発令の初日だと言うのに
渋谷のスクランブル交差点は相変らずの人出でした。
こうなることはわかっていましたが
国民はもう慣れっこで完全に笛吹けど踊らず状態でした。
酒は飲むな!なんて言われても
禁酒法時代に逆戻りじゃあるまいしねえ・・・
電気を消して!なんて言われても
今さら戦時中の灯火管制じゃあるまいしねえ・・・
すべてが政治のせいとは言いませんが
PCR検査は増えない、世界最低レベルのワクチン接種率
医療体制のひっ迫などと脅されても
一年も前から同じ状態なのに一体何をてしていたのか?
これだけコロナ対策への不信と失政が続くと
いくら笛を吹いてもアホらしくて踊る気になりません。
こういう時こそ為政者の「言葉」が重要ですが
首相の記者会見は顔だけは深刻そうですが
心に届く言葉はまったくなくて危機感も皆無でした。
昨日の三つの補欠選挙でも自民党は三連敗。
こちらは逆に予想通りの結果で
自民党にはこの方がよほどいい薬でしょうか