まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

サザエさん家のスイセン

2018年02月28日 | 日記

陽だまりで風に揺れるスイセンの花。
久しぶりに訪れた新宿御苑は
スイセンが満開でした。
鼻を近づけると甘酸っぱいいい匂いがします。

私はこの花を見ると
決まって可愛らしい「笑顔」に見えて来るのですが・・・
先日、アニメの「サザエさん」を見ていたら
庭にスイセンが咲いていました。
いつものようにサザエさん一家が集っている茶の間の向こう側
猫のタマが寝そべっている庭の隅に
スイセンの花が描きこんであったんです。
ああ、スイセンが咲いている!
思わず家族で叫んでしまいました。
アニメの絵作りに季節の花を描きこむのは当たり前ですが
さりげなく季節感が感じられて
そんな視点でサザエさんを見たことがなかったので
なんか嬉しくなってしまいました。

伊豆の爪木崎や福井県の越前海岸。
スイセンの名所にはやっぱり海が似合いますねえ。
可愛らしい笑顔が満開で春はもうすぐです。
二月最後の一日、今日も頑張って働きましょう!

 


あごだしブーム

2018年02月27日 | 日記

これ何だかわかりますか?
煮干しのようですが煮干しではありません。
ウルメイワシ?
うーん、残念、違います。

これトビウオです。
そう海の上をピョンピョンと滑空するあのトビウオ。
九州や山陰地方では通称「あご」と呼びます。
とくにめずらしい魚ではありませんが
わが故郷の島根県では「県の魚」に指定されているんです。
こうやって炙って天日に干すと
じつに上品でいい出汁が出るんですねえ。
昔からわが田舎では「あごだし」と呼んで珍重しています。

全国的に「あごだし」ブームだそうです。
あごだしを使った市販の鍋つゆは飛ぶような売れ行きだそうですし
液体から粉末まであらゆる出汁商品が出回っています。
ポテトチップスにも「あごだしチップ」があって
ちょっと食べてみるとこれがなかなかイケるんですねえ。
なぜ人気なのかよくわかりませんが
雑味のない本当に上品な味わいのある出汁で
最近の「本物志向」のニーズにぴったり合ったのかも知れません。

先日、日本橋の「島根館」に出かけました。
わが故郷の名産品を集めたアンテナショップです。
もちろんここにも「あご」関連の商品はいろいろあるのですが
極め付きはやっぱり「アレ」です。

ズラリと並んだかまぼこやちくわの中に
その名も「あご野焼き」という文字が見えるでしょうか。
そう、トビウオのすり身を使って焼き上げた
極太の「ちくわ」なんです。
私にとっては大好物のソウルフードなんです。

粒うにも美味しいですが
この「あご野焼き」の味はまさに出色です。
なにせトビウオは空を飛んでいますから身は締まっていますし
その食感と歯ごたえ風味は抜群で
そんじょそこらのちくわとは比べ物になりません。
私に言わせるとちくわなどと呼んで欲しくない
まったく別の食べ物なんですすねえ。
これを肴にすればビールも美味いし日本酒にもピツタリです。
あごだし恐るべし、トビウオ恐るべし。
皆様もぜひ一度!

 


大杉連さんへの未練

2018年02月26日 | 日記

先日、急死された俳優の大杉連さん。
私がナレーションを担当したドキュメンタリー番組でも
素晴らしい語りを聞かせて下さった。
この週末、それが追悼番組として再放送された。

プロデューサーがFacebook に
番組のナレーション収録時の写真を投稿していた。
私はスケジュールの都合で現場には参加できなかったのだが
こんなことになるのならどうして
無理をしてでも行かなかったのかと後悔が尽きない。
個人的なお付き合いがあった訳ではない。
あくまでも番組を通しての関係でしかなかったのだが
この心どうしようもない心残りは何だろうか・・・
忙しい人だからいつも立ち話程度で
収録が終わるとすぐにスタジオを飛び出していく状態だったが
一度、ゆっくり話をしてみたいとずっと思っていた。
叶わぬ夢に終わってしまったが・・・

あちこちで追悼番組が流れている。
いろんな人がいろんなことをテレビで語っている。
それを見るたびにつらい思いになる。
このどうしようもない「未練」は何なのだろうかと思ってしまう。
私などよりはるかに広い世界で生きておられた人だし
友人知己も多かったはずなのに
どこかに「自分だけの漣さん」という思いにさせる
不思議な心遣いのある人だった。
もう二度とあの声を聴くこととが出来ないと思うと
また胸が未練がこみあげる。

 


日光浴

2018年02月25日 | 日記

せっかくの日曜日なのに
朝からうすら寒くてどこにも出かける気になれず
ウトウトと寝てばかりいました。

昼過ぎにタバコを買いに出ると
カエル池でカメが甲羅干しの真っ最中でした。
ようやく陽射しも温かくなって来てそろそろ活動開始でしょうか。
これは悪名高きミシシッピアカミミガメですねえ。
生態系を破壊する奴です。
昔はミドリガメと呼ばれてお祭りの屋台などで売られていましたが
それが捨てられて大繁殖してしまいました。
まあ、本人には罪はありませんが困ったものです。
池の中州で気持ちよさそうにモソモゾと動いている姿を見ていると
ああ、日光浴がしたいなあと思ってしまいました。
最近は海水浴にも行きませんし
体に太陽を浴びる機会など全くありません。
夏に太陽を浴びてないと冬に風邪をひくと聞いたことがありますが
風邪がちっとも治らないのはそのせいでしょうか。
ああ、素っ裸になって日光浴がしたい!
太陽を全身に浴びてみたい!
そんなことを叫びとぶるぶると全身に震えが来て
大くしゃみでした。〈笑〉

 


コブシの蕾がふくらんで

2018年02月24日 | 日記

久しぶりに空を見上げました。
ここ数日は例によって懊悩することが多く
下ばかりを向いて歩いていました。
ホント、この性格は何とかならないものでしょうか。〈笑〉



見上げるとコブシの蕾が
ぷくぷくと膨らんで春を告げていました。
早春に先駆けて純白の花を咲かせるあのコブシの花です。

 ♪ こぶし咲く あの丘 北国の 北国の春・・・

条件反射のように歌ってしまいます。
つぼみが開く直前の形が
子供の握りこぶしに似ていることから名前がついたとか。
信州では「田打ち桜」とも呼ぶそうです。
確か安曇野をサイクリングで走っていたときに
農家のオジサンに教えてもらいました。
昔の人はこの花が咲くタイミングを見計らって
田植えをしていたんですねえ。

東京はまだ春一番が吹きませんが
そろそろ寒気がゆるんできたような気がします。
週末は我が家のピアノ小僧の受験です。
センター試験はまずまずだったたようですから
コブシの花ような清新さで鍵盤に向かって欲しいですねえ。
一年間の努力が花開くような演奏を・・・