まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

豪華クルーザー

2018年04月04日 | 日記

加山雄三さんの持ち船が焼けたらしい。
西伊豆に係留中だった「光進丸」から原因不明の出火。
ほぼ丸焼けに近い無残な姿となった。
昨日からワイドショーはその話題でもちきりである。

4億円もする豪華クルーザーだそうである。
加山さんの海好きはよく知っているし
愛船の名前が「光進丸」というのも聞いたことがある。
彼の「海の男」というイメージを象徴する存在だったかも知れない。
ただ、一連の過熱報道を見ているとひねくれ者の私は
つい「けッ!」とか思ってしまう。
テレビはまるで悲劇のような取り上げ方だが
一般ピープルは「いい気な話じゃないか!」と思ってしまう。
そこまでして取り上げる話題なのかと白けてしまう。
庶民にはもちろん高根の花だが
芸能界広しと言えどもクルーザーを持つ人はそう多くはない。
ごく一部の「お大尽」の道楽である。
その船がたまたま焼けたというだけの話である。
悲劇でもないし同情もしない。

悲劇の主人公が記者会見に応じていた。
終始、沈痛な表情だった。
彼が莫大な借金を抱えて苦境にあったのはよく知られている。
それをみごと返済したのは立派だと思うが
借金騒ぎで潮が引くように多くの友人・知人が離れていったと言う。
そのどん底の時に支えになったのが船だったと言う。
昔から世間ではよくある話である。
意地悪く言えば、結局はその程度の友人だった訳で
そうした取り巻き連中に囲まれて我が世の春を謳歌していたのが
その象徴が豪華クルーザーではなかったのか?
本当に海が好きなら・・・
別に安いモーターボートで十分ではないのか?
手漕ぎ船でもいいのではないか?
豪華クルーザーはなくても海を愛することは出来るのである。