鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

お盆を迎えて

2018年08月12日 | 議会活動

平成30年8月12日(日)

 

 お盆を迎えて故郷に帰省する方々のニュースが報道されています。かつては、ほぼ同じ時期にお盆休みが集中し、帰省のための交通機関の混雑ぶりに驚くばかりでしたが、最近は、休日をずらしてとるようになったこともあり、いくらか緩和の傾向のように感じます。

 それでも、家族で帰省となるとそれにかかる費用も大変で、高速道路網の整備が進んだことから自家用車を利用する方法はむしろ増えているようにも感じます。我が家でも、長男夫婦と孫が帰省する際には自家用車を利用し、交通情報を気にしながら、どの日のどの時間帯ならば負担が少ないのか調べて移動しているようで、お盆の交通渋滞は人ごとではありません。

 

 お盆にはご先祖様のお墓参りに行き、その後、13日に迎え火を、15日には送り火をたくという習慣があります。13日の前には、お墓の掃除をして親戚や親しくしていただいた方々の参拝にも備えます。私の地域では、参拝される方々が供養のための塔婆を持参し、お墓の横に立てていただくので、その前に立てられていた古い塔婆を撤去し、墓標の清掃、除草、献花など、家督としてお盆を迎える準備も怠るわけにはいきません。

 その責務を果たすために、このところ多忙な日々が続いていたこともあり、この時期になってやっとその準備ができました。

 

 私の菩提寺は500軒ほどの檀家があり、それぞれの墓地に私と同じような立場の人がいることになり、早い人は1週間ほど前から、私のようなお盆直前に準備作業を行う人も少なくないようで、何人もの知人に会うことができました。

 作業の合間には、普段会えない多くの人たちと会話を交わすこともでき、この作業は私にとってはありがたいものでもあります。ご先祖様がご縁をつなげてくれたというように解釈をしています。

 

 さて、このお盆休みに合わせて、各地で夏祭りや精霊を慰めるイベントが開催されます。会場には帰省された家族と一緒に、また、地域住民同士でも、普段は挨拶を交わす程度であっても、この機会にゆっくりと会話を楽しむこともでき、それぞれが絆をさらに深めることができるでしょう。その意味では、お盆はこの世に生きている私たちにもご先祖様が与えてくれた安息な時間として感謝すべきと考えます。

(お盆の時期に合わせて開催された夏まつりにて)


 

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